多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

親知らず

 私は歯医者が大の苦手で、常にそれを避けて生きてきました。多少の歯の違和感があろうとも、歯医者に行く苦痛に比べたらどうということはないと考えてしまい、先延ばしにして、たいていは悪化してから歯医者に行くか、小さい物であればいつの間にか消滅していたこともありましたが、しかしできる限り行きたくはないものでした。

 しかし、昨日の午後から右下の歯が全体的に猛烈に痛み、歯医者嫌いの私でも我慢することができなくなり、仕事中でありながら歯医者に駆け込むことになりました(それほどに痛く、仕事どころではなかった)。

 1時間ほど待ち、歯医者に行き、レントゲンを撮られ、診察を受けました。原因としては、虫歯ではないようで、なんと親知らずが原因の様でした。右下の歯と左下の歯に横向きで親知らずが生えており、そのうち右下の歯はほんの少しだけ歯茎から歯の横の部分が見えている状態です。今回のこの猛烈な痛みはこの少し姿を見せている親知らずの部分に汚れがたまったり、右上の親知らずも中途半端な生え方をしており、過度の部分だけ歯茎から頭をのぞかせているのですが、その角の部分が歯茎にあたって歯茎を傷つけてしまっており、こうした要因から炎症を起こして痛みを引き起こしているようでした。とりあえずは抗生物質と痛み止めをもらい、炎症が収まり次第抜くということで、今週末親知らずを抜くことになりました。

 正直親知らずを抜きたくはありません。痛い、痛いと聞かされており、歯医者嫌いの私にとって苦痛でしかありません。できることなら一生この親知らずを抜くというイベントから逃げ続けたいのですが、しかし抗生物質で炎症を治し、痛みがなくなっても、今後また痛みが引き起こされる可能性は十分にあり、毎度毎度痛みに苦しみ歯医者に行くよりは、ここで抜いてしまった方が楽だろうと考えました。また、仕事中に歯医者に行くということで多少なりとも迷惑をかけたので、これを繰り返すわけにもいかないという責任もありました。親知らずの抜歯は誰もが20代前後で経験する通過儀礼だとは思うのですが、自分もこれは避けられないようだと、覚悟を決めました。どうせ今痛いんだし、まあこの痛みが治るのなら...と思います。術後痛くても痛み止めを麻酔が切れるころを見計らって飲んでいくことで耐えようと思います。

 しかし、来週は術後の痛みや腫れで死んでそうですね...。職場の人に会うのがしんどいです。抜歯が日曜日の夕方という悪魔的な日程で、痛みのピークともいわれる翌日が平日というのがすでに憂鬱です。年休使って家で死んでいたいですが、新卒であまり年休も余裕がないのでどうしようか悩みます。とりあえず術後翌日の朝早く起きて、痛み止めを早い段階で飲んで置き、耐えられないようであれば年休で休もうかと画策中です。さすがに親知らず抜いた後の痛みということで理解も示してくれるでしょう。

 今週末に抜歯を控え、月曜日からすでに憂鬱ですが、ここが耐えどころ。頑張ろうと思います。