多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

サバゲー装備について

 サバゲーをレンタル無しで始めるのに何が必要か。

 兎にも角にもまずはゴーグルである。目を保護するためのもので、これがなければサバゲーはできないし、サバゲーフィールドにすら入れない。ホームセンターで売っているような安全メガネとかはおすすめしない。エアガンの威力に耐えられるかもしれないが、それに対する保証もないし、だれも責任は取らない。なぜならそのために作ったわけではないのだから。

 ゴーグル/アイウェアといっても、大きく分けてゴーグルとシューティンググラスに大別される。前者はスキーゴーグルのようなもので、肌に密着し、目の周辺全体を覆う形状となっている。

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 ゴーグルタイプの強みはなんと行っても安全性だろう。弾が入り込む隙間が少なく、至近距離で被弾しても怪我をする可能性は少ない。また、一部製品ではあるが、眼鏡の上から使えるものもあり、視力が悪い人でも、コンタクトレンズにせずともサバゲーができるメリットが有る。デメリットは嵩張る点である。若干ストックに頬付けするのに邪魔に感じる可能性がある。また、冬場は曇りやすいという点もデメリットだろう。ただ、これは曇り止めを使えばかなり解消される。

 シューティンググラスは、メガネのようなもので、違和感が少なく、機動力が高いというメリットがあり、ユーザーもそれなりにいる。ただ、顔にフィットする形状を選ばなければ、目元に被弾する可能性もゴーグルに比べれば高く、リスクも伴う。

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 個人的にはゴーグルタイプがおすすめだ。やはり安全性が引っかかる。目に当たれば失明する可能性もあるし、少なくとも視力はかなりい落ちるだろう。たかだか遊びのサバゲーで、大きな代償を払いたくなるだろうか。できる限り安全性の高いもののほうがいい。

 

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 私が使っているのはボレーのストーム。Amazonで¥1,745で購入でき、眼鏡の上から使用できる。安全性も評価が高く、被弾しても割れることはない。難点は、見た目がダサいのと、小キズが付きやすい素材のため、硬いものとこすれるとレンズが傷で曇っていってしまう点である。しかし、比較的安価で高い安全性が得られるため、買い替え抵抗は少ないのも魅力だ。曇りはするが、ちゃんと曇り止めを塗れば問題にはならない。

 ちなみに、私が使っている曇り止めは、ソフト99の曇り止め。ソフト99といえば、ガラコなどのカー用品向けのケミカル剤で有名だが、メガネ用の曇り止めも作っていて驚いた。完全にメーカーの知名度で選んでしまった。

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 ソフト99 メガネのくもり止め。Amazonで¥465と安価。冬場なんかはとにかくゴーグルやメガネが曇るため、曇り止めは欠かせない。使用感としては、たしかに曇らない。ただ、マスクをしていると、曇りはしないが湿気でそのうち結露して、拭き取ると曇り止めも落ちてしまう。こればっかりは仕方がない。だが、サバゲーなら半日は持つだろう。それ以上はレンズが汚くなってくる。

 次は、フェイスガードだ。これはつけていない人も見受けられるが、私は絶対つけたほうがいいと考えている。

 なぜなら、意外と歯は折れるからだ。「自分は大丈夫だ。」と思っていても、本当に運次第であり、歯に当たるとたやすく折れるのである。何を隠そう、私自身前歯に被弾した経験がある。当時はフェイスガードが邪魔で、余裕こいてフェイスガードなしでサバゲーをしていたところ、フルオートで撃ち込まれ下の前歯に被弾。ガキッという嫌な音とともに、前歯に衝撃が走る。恐る恐る舌で歯を探ると、欠けてギザギザになった前歯に舌が触れ、「やってしまった…。」と血の気が引いた。幸い、欠けたのは歯の先っぽだけであり、神経までは達しておらず、詰め物となる素材をつけて修復できる範囲だったし、痛みも大してなく、そのままサバゲーができたので不幸中の幸いであった。しかし、過去には前歯が根本から吹き飛んだ人も見かけたことがある。そこまで折れると神経が露出してかなり痛いと聞くし、その人もかなり痛そうにうめいていた。また、治療と言っても差し歯にするしかなく、インプラントとなると40万円近くかかると聞く。ちょっと怠ったことの代償は大きいのだ。ちょっと邪魔に感じるかもしれないが、絶対にフェイスガードはつけるべきである。

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 ゴーグルと別でつけるならこういうタイプが王道。曇り止めを塗ればゴーグルも大して曇らない。2000円以下で買えるものが大半であり、これで歯を折るというリスクを回避できるのなら、絶対につけたほうがいい。

 ちなみに、最近私が導入したのが、バラクラバの下に着けられる、口元のみを守るフェイスガード。

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 シリコンでできており、鼻先から口元だけを守るもの。この上からバラクラバをかぶれば、見た目はスマートだ。無論、頬などの無防備な箇所は増える。だが、これも完璧ではない。シリコン製で、かなり密着度があり、ずれることないものの、上部に若干隙間が生じ、ここに弾が入り込んで唇に弾が当たるというインシデントが起きた。幸い負傷はしなかったが、この辺のリスクはやはり、見た目とのトレードオフなのだろう。

 マルイのフルフェイスタイプのゴーグルが一番安心。隙間が少なく、ファン付きで曇りにくく、マルイという安心感もある。OD、TAN、BKというカラバリもあり、そこまでダサくない。初心者にはおすすめだ。

 あとはBB弾。バイオBB弾を必ず選ぶこと。ほとんどのフィールドはバイオBB弾のみ使用可とされている。たまに完全インドアのフィールドではプラBB弾も認められているが、殆どはバイオBB弾である。BB弾の精度は銃の命中精度に直結する。銃のカスタムに金を掛ける前に、まずはBB弾に金をかけてみてはいかがだろうか。無難なのはマルイ製だろう。あとはG&Gなんかも近年では主流となっている;

 次は、グローブである。サバゲーフィールドは屋外であったり屋内であったりするが、藪こぎをしたり、地面に手をついたり、結構手を怪我する機会が多い。見た目動向より、安全のためにグローブはあったほうがいい。とはいえ、サバゲー用のものである必要はない。ワークマンやホームセンターで売っている作業用手袋でも十分である。私は三谷グローブのM-TECHの作業用手袋を使っている。

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 普通にホームセンターで1000円程度で売っている作業用手袋である。しかしこれが使いやすい。生地が柔らかく、トリガーフィールがいい。自衛隊等でも使用例が多々見られるので、ミリタリー要素も実はあったりするのもいい。

 手の甲の生地は多少厚いほうが被弾しても痛みが少ない。プロテクターがあるとなおよし。手の甲は脂肪が少なく、被弾するとまあまあ痛いのだ。

 服装は、下はジーンズ、上はパーカとかでも最近の市街地系フィールドであれば違和感も少ない。AmazonでやっすいBDUを買うくらいなら私服系装備のほうがおしゃれに感じる。迷彩系ならコンバットシャツ・コンバットパンツが最近の流行りだ。スボンにニーパッドが仕込んであったり、シャツは袖はBDUの迷彩の生地で、胴体は通気性のいい素材で、夏場とかでも着心地がいい。ただ、プレートキャリアがなければださい。

 靴はできればブーツやトレッキングシューズのほうがいい。ブーツだと足首まで保護してくれるので、捻挫等のリスクが軽減できる。トレッキングシューズは比較的おしゃれで、屋外でもグリップしてくれるので人気である。普段履きもできるし、登山とかでも使えるのでおすすめだ。

 あとは帽子。額の保護が主。ここも当たると痛いし、跡になる。さらに、顔だと目立つので、周囲からどうしたのと聞かれがち。なんでもいいので、帽子。野球帽などをかぶったほうが安心である。家にあるやつでも、派手なカラーリングじゃなければいいだろう。

 

 

あとは銃。しかしここでは割愛。好きなのを買え。