多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

RX100M3について

最近、土日は暇なので、RX100M3をカバンに入れて、都内を散歩しています。ミラーレスを持ち出すのは面倒ですし、いちいちカメラバッグから取り出すのも大変で、カメラを首から下げているのもなんとなく嫌なので、こういったコンデジは散歩にぴったりなカメラと言えます。

都営大江戸線飯田橋駅が洒落ていたので撮影。

飯田橋駅から靖国神社へ。なんだかんだ靖国神社には初めて来訪。すでに16時半を回っていたため、遊就館には行けず。思っていたより人が多く、若いカップルなんかもいたりして、案外物々しさはなかったものの、警察官が警戒していたりして、やはり完全にフリーというわけではない模様。

 

RX100M3をしばらく使ってみて、やはりコンパクトさということが最大かつ唯一の存在意義だと感じます。スマホよりはいいカメラがいいけど、一眼カメラじゃ大げさという状況においては気軽に撮影できて楽しいです。

ただ、やはり2014年発売の、コンパクトデジタルカメラ。メインで使っているミラーレスとはやはり勝手は違います。

その最大の差は、操作感で、電動ズームの動作の遅さと、ボタン類の操作系にあります。

一眼カメラのズームレンズは、ズームリングを回すことで焦点距離を変えることができ、手動でスムーズに狙って構図にフレーミングができるのですが、コンデジのような電動ズーム、つまりモーターでズームをするようなレンズだと、レバーを操作することでウィーンとズームしていくわけですが、これが時間がかかる。そこまで遅いというわけではないものの、やはりパッと構図を決めることができない。

そして、ボタン類も少なく、普段マニュアル露出で撮影しているのですが、ISO感度はおおよそ固定させておくとしても、絞りとシャッタースピードは操作する必要がある。RX100の操作系は、背面のダイヤルと十字キー、そしてその中心にあるボタンと、ダイヤルの周りに4つのボタン。そして、レンズの外周部にリングがあります。私は、このレンズの外周部のリングはレンズのズームを割り当てています。絞りとシャッタースピードは、十字キー下を押して、シャッタースピードか絞り値の操作するものを選択し、ダイヤルで数値を操作しています。で、これだと片手で操作ができないんですよね。どうしても両手でカメラを持たないと、非常に不安定で操作しにくい。一眼カメラのように、グリップの前後にダイヤルがあれば、片手持ちで操作が完結するのですが、コンデジだとサイズの兼ね合いもありなかなか制約があります。

画質的には、おおよそ満足ではあります。解像感という面では、思っていたよりもよく、概ねシャープに写っています。ただ、逆光だったりの環境だと、階調感はフルサイズよりも劣ってしまうため、日中の順光下で撮ってやったほうがいいと思います。

あとAF速度はそこまで早くなく、暗めの室内だとAFが迷って合焦しないこともしばしばなので、古いモデルですし仕方ないですが、まあこんなもんなんですかね。

 

まあ色々と実際に使ってみて色々わかってきた面もありますが、これをメインで使うには物足りないですが、散歩や友人とちょっと遊んだりするときに使うにはもってこいのカメラだと思います。

しかし、とうとうメーカーも販売終了してしまったようですね。かなりの長寿商品だったのですが、早めに買っておいたほうがいいかもしれません。