多趣味人ブログ

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Manfrotto 190 カーボン4段三脚を買いました

三脚を買いました。

以前より使っていた、SLIKのカーボン723EXというカーボン三脚があったのですが、雲台が故障し、Amazonで売っている安価な自由雲台に買い替えたらそれが使いにくく、どうせなら三脚一式買い替えてしまおうということで、新しい三脚を探していたのでした。

三脚って、ほとんど枯れた技術の製品で、頻繁に新製品が出るようなものでもないですし、古い製品であっても、きちんと脚のロックがかかり、カメラを支えるという機能がしっかり果たされていれば、十分三脚として使うことが出来ますし、むしろ新進気鋭の新技術を使ったメーカーよりは、昔からあるメーカーのほうが信頼性があって好まれる傾向にあります。

私が探していた仕様を上げると、

・それなりに重いレンズとカメラでも耐えられる。

・全伸高が目線の高さくらいある。

・3Way雲台搭載

・車移動で使うものの、車から降ろしてある程度持ち運んでも苦にはならない。

・できればカーボン

というもの。

特に、200-600mmのレンズも耐えられ、ある程度持ち運びできるサイズと重量感というのは重視しました。

で、これらを満たす三脚として、Manfrotto 190シリーズのカーボン4段三脚を購入しました。

耐荷重8kg,全伸長も160cmほどあり、全て足を伸ばせば目線の高さほどになるため、ものとしては十分です。また、カーボン製で、軽量かつ振動にも強いというメリットもありますし、なによりカーボンはかっこいい。

Manfrottoには、055シリーズという、より大型な三脚もあるのですが、さすがにこれはデカすぎるということで、一回り小さい190シリーズを選択しました。

とりあえず脚部のみ。雲台は別途購入したため、未到着です。

センターポール付近。足の部分にシルバーのレバーがあります。これを下にスライドしながら脚を開くことで、ほぼ水平にまで脚を開くことが出来、センターポール伸ばして地面スレスレでカメラを固定することが出来ます。これが意外とやりにくく、センターポールを伸ばさない状態でレバーをスライドしないと、脚を開くのにある程度テンションがあるため、センターポールを上に伸ばしてしまうと、力がかかりにくいのです。

センターポールをすべて伸ばした状態。センターポール自体は余り長さはありません。全伸長が160cm、センターポールを伸ばさない状態での全伸長が135cmなので、センターポールは25cmということになりますでしょうか。しかし、このセンターポールには、さらに機能があるのが、Manfrotto190の特徴です。

センターポール下部のボタンを押すと、センターポール根本の赤い部分が飛び出します。

そうすると、センターポールを90度横に倒すことができるのです。

これがこの三脚の最大の特徴で、物撮りで真上から俯瞰で撮影したりするのにつかうらしいです。まあ自分がそういった使い方をするかどうかは別ですが。まあそういう機能があるってことで。

センターポール下部のボタン。軽く押せるので操作性は良い。

全伸状態。結構高さがあり、目線を超えてきます。これに雲台とカメラ本体の高さが加わるので、全伸長にしなくても目線の高さにはなるわけです。

 

脚のロックはレバー式なのですが、バネの力がかかっているのか、パチンと気持ちよくレバーを開くことが出来、閉じるときもまた同様です。ロックが掛かっていないと、脚は意外と遊びがあるのですが、ロックを掛けるとしっかり固定されるのが気持ちいいですね。全体的に、メリハリの気持ちいい三脚で、つい脚を開いたり、レバーを閉じたり開いたりして触りたくなります。

伸ばした脚を軽くひねってもたわむ感じは一切ないですし、強度は十分でしょう。むしろアルミの方がたわみやすいらしいですから、アルミの方が重量があるから安定するといいますが、カーボンのほうが強い面もあるのです。

 

しかし、カーボンなだけあって、現状雲台はまだ着いていないですが、とにかく見かけとは裏腹に軽いです。雲台載せたらトップヘビーになりそうな感じです。

 

今後はこの三脚をメインにいろいろ撮影に行きたいと思います。