多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

SONY WF-1000XM5を買ってしまった

転勤に伴い、車通勤から電車通勤となった。こうなると、ワイヤレスイヤホンが欲しくなる。

一昨年、WF-1000XM4を買った訳だが、実はこれは昨年エアフェスタ浜松へ行く途中の高速バスの車内で寝てしまい、そのまま紛失してしまっていたのだ。それ以来、イヤホンはSHUREの有線イヤホンを使っていた。

しかし、混雑する電車内で有線イヤホンは邪魔くさい。通勤の1時間程度の時間も音楽が聞きたい。ということで、ワイヤレスイヤホンを買うべく、秋葉原ヨドバシカメラへ向かった。

当初は1万円程度を予算にしていた。finalのZE3000とか、ノイズキャンセリングが無い分音質が良く、これにしようかと思っていた矢先、スタッフに声をかけられる。話を聞くと、某格安スマホのキャリアのスタッフで、MNPしたら2万円分のポイントと、7000円割り引くというキャンペーンをしているとのことだった。今のスマホも格安キャリアで、料金はほとんど変わらないし、シンプルに同じ条件でキャリアが変わるだけ...と言われ、27000円分の割引欲しさにまんまと載せられてしまった。ほんと、こんなノリで契約するなんてチョロすぎるだろ俺...と少し後悔したが、まあ良いだろう。しかしこのスマホの手続きで1時間近く取られ、かなりヘロヘロになってしまった。

さて、当初1万円程度の予算のはずが、27000円分割引のチャンスが手に入ってしまった。この金額でも、WF-1000XM4やJBLのTOUR PRO2はほとんど差額無しで手に入る金額だ。しかし、最新機種のWF-1000XM5も、41000円が今なら14000円程度で買えてしまう...。なら、買ってしまおうということで、買ってしまった。

ブラックを買いました。

パッケージは、環境に配慮した素材のもの。一切プラスチックがない。4万円する高級機でこのパッケージは正直味気ないが、天下のSONYが環境を盾にされると何も文句は言えない。

付属品はイヤーピースとUSBケーブル。イヤーピースは、先代同様の耳へのフィットがいいもの。遮音性は素晴らしい。私はLを使用しています。スマホに純正アプリを入れると、適切なサイズのイヤーピースを

測定する機能があるので利用するといいでしょう。

ケース本体です。先代と比べて一回りは小さくなっています。XM4も、XM3に比べたらかなり小さくなっていたのですが、更にコンパクトになっています。質感はつや消し黒の塗装で、先代同様の質感ですが、高級感はあります。

イヤホン本体です。これも小さくなってます。XM4では、コンパクトになったとはいえ耳に入らない部分の膨らみが結構大きく、耳が小さい人には合わないだろうなという感じでしたが、XM5になって常識的なサイズ感になりました。これは嬉しいですね。重量も体感で分かるくらいに軽くなっています。質感は側面が光沢の樹脂になり、少し安っぽくなりましたね。先代は全体がつや消しだったので。まあ耳に入れれば分かりません。

さて、音質について。まずはノイズキャンセリングですが、これは文句なしでしょう。先代から、ノイズキャンセリング性能の高さが謳われていましたが、さらに今回は風切り音もカットしてくれるようになり、ほとんど完全無欠な性能となりました。

音質も、ノイズキャンセリング機能付きのフルワイヤレスイヤホンとしては高い音質だとは思います。ドライバーも先代の6mm径から8.4mm径に大型化してますし、確実に進化しています。ただ、ちょっと歯切れが悪い言い方なのは、まあやっぱり有線イヤホンとかのほうが音質は良くなるよなと正直感じてしまいます。まあこの辺は仕方ないですね。スマホからの再生ですし、Bluetoothの情報量にも依存してしまうので、こればっかりは。この小さい本体に、ドライバーも入れて、バッテリーも入れて、通信モジュールも入れるとなると、そりゃ限界がありますよね。重い素材も使いにくいですし。イコライザーで音を変えられますし、ノイズキャンセリングで電車内で音楽に集中でき、ケーブルも邪魔にならず、十分高い音質という、あくまで移動中など外で使うという条件の元でトータルで考えれば満足のいくものだと思います。

ひょんなことから、最新機種のワイヤレスイヤホンを買ってしまいましたが、さすがに高級機なだけあって満足感は段違いですね。今度こそは無くさないように気をつけていきたいと思います。