多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

近況

 年度末でクソ忙しくなっており、仕事に行きたくなくなっております。たかだか残り半月粘ればいいのですが、ヘタレな人間なので、すぐに心が折れそうになります。

 両親の偉大さが身にしみます。おそらく30年近く社会で働いているわけですが、そもそもそれだけ長く働いている事自体、すごいことだと思いますし、さぞ辛いこともあったことでしょうが、家族のため、将来のため、折れずに働いていることに、尊敬と感謝の念でいっぱいです。

 自分はまだ独り身で、守るものもないですが、車のローンもありますし、まだまだやりたいことがあります(ほぼ趣味)。そのためには金が必要で、それには働いていかなければなりません。今後酸いも甘いも経験する羽目になるでしょうし、激動の時代となるであろう今後の世界を、なんとか乗り切っていかなければなりません。

 学生時代のゼミの先生は、「卒業後、しなやかに生きて行ってください。」という言葉を残し、我々は卒業したわけですが、しなやかさというのはひとつ今後の世の中を生きる上で鍵になるのだと思います。令和になって久しいですが、新型コロナで景気は悪化、原油半導体価格の高騰、なんて行ってたらロシアがウクライナに侵略してしまいました。まさに激動の時代です。昭和の時代も十分激動の時代でしたが、令和もそうなっていく可能性は十分にあります。こうした激しい変化を伴う時代の流れの中で、旧態然とした考え方にとらわれていては世の中に対応できません。しなやかに、うまく適応し、変化に対応できる力が重要なのでしょう。

 しかし、ウクライナ侵攻は終わりは見えるのでしょうか。プーチンはいぜんやる気ですし、数の力でゴリ押し、火力で蹂躙すれば、ロシア軍も多数の死者は出すでしょうが、ウクライナ側を屈服させることはできてしまうのでしょう。しかし、経済制裁でロシア経済が干上がることは間違いなく、多くのロシア人が死ぬことになります。一度自由を味わった人々が、経済制裁でそれらを失い、苦しい生活を強いられることの不満はないのでしょうか。そうなれば、プーチン政権の寿命を縮めるだけでしょう。ロシア国民は悪くない、といえばそうなのですが、もはやプーチンを止められるのはロシア国民しかいません。そういう意味では、経済制裁も有効であると言えます。

 今のところ、ウクライナ側は徹底抗戦を貫き、都市は破壊され、多数の死者を出しつつも、かなり粘っているようですが、、、国土と国民は消耗するでしょうし、この決心には相当な覚悟があってのことだと思います。もし日本が同じようなな状況に置かれたとき、日本人はどうするでしょうか。多分徹底抗戦する決定はできないのではないでしょうか。むしろ、新しい支配者のもとで、なんとか生きる術を見つけるという方法を探るように思えます。でも結局こういう決断に正解はありません。抗戦せず、すぐに屈服すれば、戦闘は少なく済み、それに伴う破壊や殺戮は少なく済むでしょう。反対に、抗戦すれば、破壊と殺戮は避けられません。しかし。屈服すれば、虐殺され、蹂躙される未来が待っているかもしれませんし、相手国に併合された場合、少なくとも劣等民族的な扱いは免れず、それまでの自由は失われるでしょう。そうなったら、抗戦して、国際社会に訴えかけ、少しでも生存の確率を高めるという決定にも理解はできます。これはわかりません。しかし、ウクライナの場合、相手がロシアなので、抗戦したほうが生存の確率が高いと考えたのでしょう。シベリアで強制労働で死にたくはないでしょうし...。

 しかし、今回の戦争で、国際社会の対応というのがよくわかりましたね。武器弾薬はくれるけど、誰も他国のために自国民の血を流したくはない。しかもそれが核保有国であるなら尚更。国連安保理は相変わらず役不足です。しかも常任理事国が当事者なのですから、もはや機能不全です。常任理事国を止める仕組みがない。これで戦争を止められるはずがない。日本も他人事ではないです。隣国の大国は常にやる気でしょう。憲法9条があれば大丈夫などとのたまう人がいますが、そんなものは無意味でしょう。また、米軍がいるからとて、米軍単独で戦うことはないでしょう。なぜアメリカ人が日本のために死ななければならないのかという考えはあるでしょう。さすれば、自衛隊もそれ以上に死ぬ気で国を守ろうとしなければ、アメリカも力は貸してくれないのではないかと思います。

 まあ何はともかく、平和な世界になることを祈るしかできません。