学生時代、2週間程度ロサンゼルスに滞在したことがある。そこでの行動については詳しくは書けないが、そこでの食について少し書きたいと思う。こう書くと、私が留学経験が合って、英語も喋れる人間のようになってしまいそうだが、事実上修学旅行的なノリであり、英語はさっぱりなので、あしからず。
私はこの２週間、ホームステイで滞在することになった。当時は英語もろくに喋れず、このホームステイにあまりいい思い出はない...。ただ、スペイン系の家庭だったため、料理もそういう雰囲気ではあったが、あまり肉が多かったりとかはなく、案外ヘルシーなメニューが多かったことを覚えている。しかし、それでも日本の食事に慣れた私にとっては胃に重く響き、腹痛に苦しめられた記憶がある。しかし、日本人が苦手とするオートミールが出てこなかったことには安心した。あれはどうにも日本人に食べ慣れないようで、中には吐きそうになったという声さえあった。
日中は外での食事が多かった。一番印象に残っているのは、バーガーキングだろうか。
食べかけの画像で申し訳ないが、当時私はここで初めてバーガーキングを食べた。日本のマクドナルドに比べてボリュームも大きく、味も当然美味い。しかし、一番記憶に残っている日本との違いといえば、ドリンクであろうか。日本のマクドナルドなどでは、ドリンクを注文すると、カップに入れられて渡される。しかし、アメリカでは、バカでかい紙コップだけを渡されて、店内にあるサーバーで注ぐというスタイルなのだ。しかも量に制限がないため、現地人はバカでかいLサイズの紙コップに波々とジュースを注いでいる様子が見られた。「さすがアメリカ...。」と、そのボリューム感の違いに驚かされた。上記の画像のカップ、わかりにくいかもしれないが、かなりの高さのあるカップである。これでMサイズだかである。これでLサイズとなると、とんでもないサイズであることがわかる。頑張れば１L は入るのではないだろうか。中身はコーラやドクターペッパーなど日本でおなじみのやつばかりだった。
あと印象に残っているのが「パンダエクスプレス」。
その名の通り、中華料理のファストフードで、画像のようなスチロールのパックに入れられて提供されるスタイルとなっている。日本人にはなかなか舌に合わない料理の多いアメリカ生活において、中華料理は日本でも食べ慣れたメニューが多く、日本での食事が恋しくなったとき、パンダエクスプレスで食べたチャーハンは非常に安心感があったことを覚えており、殊更記憶に残っている。
ペプシネックスといっても種類が地味に多く、チェリー味なんかもあった。味は、イマイチだったが...。
好きだったのがマウンテンデュー。日本でも買えるし、メタルギアソリッドピースウォーカーでも登場したジュースだが、私はここで初めてマウンテンデューを飲んだ。結構美味かったんよな。さっぱりしていて。右が問題のチェリー味のペプシ。
左側に合った自販機。左下は水なんだが、右上はグリーンティーである。が、ここはアメリカ西海岸ロサンゼルス。ただの緑茶ではない。これが甘いのだ！どうやらアメリカでのグリーンティーは甘いモノらしく、一緒に日本から来ていた友人は、グリーンティーということで日本の味を懐かしむために買ったのだが、その味の違いに驚き、甘くて気持ち悪いと言っていた。地雷である。
ちなみに一本1.75ドル程度だったので、物価はたかめ。180円とかだぞ？アメリカは物価が高い。
現地のショッピングモールで食べたBaskinRobbinsのアイス。サーティワンアイスだ。色がエグすぎて笑う。直感で体に悪そうとわかる。
ちなみにアメリカ人は太っている人が非常に多く、日本だと、「こいつえげつないくらいデブだな」っていうレベルのデブがそこかしこにいるため、感覚がおかしくなる。まあ、若い人には余りいなかったが、中年太りする年の人はやばい。
アメリカにも当然セブンイレブンはある。もとはアメリカ発ですし。場所によってはガソリンスタンドが併設されていたところも。
2週間という短い期間では合ったが、アメリカの雰囲気はなんとなく感じることができた。自由の国アメリカ。天気も常にいいし、民度は日本人のほうが安心できるが、楽しい思い出ではある。ただ、やっぱ日本が一番だと感じたのも事実であり、それもまたいい勉強になったと思う。
