多趣味人ブログ

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MGSV TPPを買った

 今更ながら、METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAINにハマってる。steamを覗いていたら、PC版があったので、もともとMGSが好きだったこともあり、思わず購入してしまった。

 MGSV TPPといえば、ストーリー的にはMGS PW(ピースウォーカー)の続編に当たる作品であり、MGS PWで築いたアウターヘブン(MSF)のマザーベースが、核査察を装ったサイファーによって襲撃され、スネーク自身も重症を負い、病院に収容され、そこから10年経って病院で目が覚めるところから始まる。

 MGS PWは、中学生時代、やりこんだものだ。当時流行りの携帯ゲーム機といえば3DSPSPであり、私の友人はPSPを持っているやつが多かったこともあり、かなり多くの友人がMGS PWをやっていたものだった。通信プレイもできたし、いろいろやり込む要素もあり、思い入れのあるゲームだ。

 MGS Vをプレイしている感想としては、難易度がPWのときと比べて格段に難しいということだ。今作でオープンワールドゲームとなり、広大なアフガンの大地を駆け巡る面白さもあるものの、そのアプローチの豊富さから、一筋縄ではいかない。敵兵も随分有能になり、ヘリコプターによる警戒などもあったりと、PWにはない難しさがある。また、ミッションも、PWではストーリーに沿ってプレイしているという感覚が強く、その内容もわかりやすいものであったが、今作では、様々なミッションを受注し、勧めていくというものなっている。メインのミッションをプレイしていけば、基本的にはストーリーとなっていくのだが、ひとつひとつのミッションは捕虜の救出だとか、戦車の破壊だとか、果たしてストーリーにつながっているのかよくわからないような内容も多く、また、オープンワールドゲームといえど、その範囲は限られており、同じエリアを行き来することもあり、いまいちストーリーが進行しているという感覚が薄い。PWでは、オープンワールドゲームではないものの、ストーリーが進むに連れ、エリアも移り変わり、敵の中枢まで潜り込んだぞ!という感覚を強く感じることができたものだった。

 また、なにげにMGS Vでは銃の名前が架空のものになっているのが残念である。Mk22ハッシュパピーやM16は、MGS Vには存在しないのだ。なんとも寂しい限りだ。ただプレイするだけならどうでもいい要素かもしれないが、ミリタリーマニアからすれば、銃の名前がリアルかどうかという要素は重要であり、これが架空のものになるだけで萎えるものである。

 あと、ストーリームービーの違いが大きい。PWでは、ムービーは、版画チックな絵の紙芝居に声を当てたものであり、動きは少ないものの、独特の迫力と味があり、個人的に好きな要素の一つであった。MGS Vでは完全にCGでの映像である。もちろんグラフィック性能も上がっているので、PSPと比べたら随分とCGに違和感はなくなったが、PWのときのムービーも良かったなと思う。

 MGS V TPPにはミッションが50もあるということで、かなりやり込めそうである。未だ12までしかやっていないので、あと4倍あり、難易度も上がっていくから、2021年はこれで十分楽しめそうである。

 できればグラフィックボードを向上させてプレイしたいものである。