多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM買ったので紹介

 今年はモータースポーツ撮影に力を入れていこうと、今年の撮影方針を決めたのですが、持っているレンズがSIGMA 100-400mmだけであり、過去にスポーツランドSUGOSUPER GTを撮影した経験から、フルサイズで400mmでは絶対に足りないと感じておりました。

 ましてや、関東にいる間に撮りに行きたいと思っているのが富士スピードウェイであり、かなりコースと観客席と距離があるため、400mmでは絶対に足りません。

 あと、風景を撮っていても、400mmでは足りないと感じる場面も多々あり、600mmの必要性を痛感していました。

 そこで、かねてから欲しいと思っていた600mm級のレンズの購入を決めました。しかし、金もないため、100-400mmを下取り交換とし、購入することとしました。まあ100-400mmを買ったときに、いつか資金に余裕ができたら売って600mm級レンズを買おうということは決めていたので、運命でした。

 買ったのはマップカメラの通販。マップカメラでは、買取価格はワンプライス買取の対象品であれば固定であり、状態によって値下げされたりすることはない(無論故障してたり、カビや曇りがある、バッテリー等がないとなると別途見積となります)ので、予め必要となる予算がわかりやすく、一番安心して売却できます。他店とかだと、最高でいくらという表示はありますが、使用上でできる傷やレンズ内のチリで買取価格が下げられてしまうでしょうし、最高価格でいくらといっても、実際にその価格で買取されるのは、相当丁寧に使っていないと無理でしょう。

 たまたま、SIGMA 100-400mmのFマウント版が、値上がり傾向で、当時51,000円+15%下取り価格アップで、58,000円ほどで買取で、メルカリでぼったくってもなかなか実現できない価格だったので、今しかないと、売却を決意しました。なぜかEFマウント版と比べて1万円ほど高かったんですよね。マップカメラでは新品が取り寄せだったので、品薄なのかもしれません。

 さて、何を買うかが問題です。宗教上の理由で、SIGMAのレンズしか買えないので、選択肢は、150-600mmのContemporaryかSportsの二択でしかありません。 

 Contenporaryは、比較的軽量かつ安価で、サイズ感もコンパクトなため、バランスの良いレンズとなっています。

 Sportsは、防塵防滴、レンズの枚数もContemporaryと比べて多く、堅牢性と画質を追い求めたレンズとなっています。その代わり、重くデカイ仕様となっています。

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SIGMA公式サイトから引用。

重量で1Kgほど違います。Sportsで3kg近くあります。

レンズで4枚ほどSportsのほうが多いです。あと、意外とSportsのほうが寄れる仕様となっているようです。

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で買ったのがこれ。SかCのバッジ部分がボケていてわからないですが、Sportsの方を買いました。

決定理由としては、あまり迷いませんでしたが、やはり堅牢性。長く使いたいと考えており、超望遠レンズという性質上、ハードな使途も考えられるため、そう考えると、Sportsの信頼性をとりました。あと、地味に大きな違いは、直進ズームに対応しているかどうか。100-400mmでは対応していたのですが、150-600mm Contemporaryは直進ズームに対応しておらず、故障に繋がる可能性があります。この直進ズームが地味に便利で、感覚的にズームすることができるため、これができるSportsを選びました。あとはやっぱりレンズ性能。光学性能といえばSIGMAですから、これに妥協しては自分らしさがない。

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 レンズに付けた状態の写真。デカイ(直球)。とっても重いです。D810と組み合わせているのですが、カメラ本体で1kgほどあるため、全体で4kg近くあることになります。ちなみに、米軍で使っているM4カービンは3.4kgなため、筋肉ムキムキの米兵が使うアサルトライフルより重いのですw。89式も3.5kg程度です。いかにこのレンズが重いかがわかります。結構重さがきついです。手ブレの原因になります。シンプルに筋力不足です。 

 あとデカさもやばい。まず、入るカメラバッグはありません。一応レンズにレンズケースが付属していますが、レンズしか入らないため、カメラとは別に運ぶ必要があるため、実用的とは言えません。とりあえず、リュックにぶち込んでいるのですが、いつかちゃんとしたカメラバッグを買おうと思います。あと、防湿庫もギリです。横では無理なので、立てて入れています。中の仕切り棚は全部抜きました。仕切りもクソもない状態で、カメラに付けた状態では入りません。

 AFは爆速ではない...。これはUSB DOCKでカスタマイズできますし、サードパーティなので仕方ないですね。Nikonの200-500mmという選択肢もありましたが、こればっかりは仕方ない。ニコンの方は500mmまでしか寄れませんし。手ブレもあるでしょうが、いまいちピントが甘い写真があり、これはまだ技術不足や習熟不足でもあると思うので、使いこなせるよう練習していきたいと思います。

 とりあえず、成田空港周辺で、テスト撮影してきました。ひこうきの丘とさくらの山という、成田空港の離着陸を見れる有名ポイントです。正直600mmまでいらないのと、飛行機だと、大気のゆらぎやモヤで画質低下につながる事があるため、性能の発揮がむずかしい。あと、正直動体撮影が下手くそなので、まだまだ練習不足だということを痛感しました。これが、比較的被写体が距離的に大きく、地面を走る車だったらどうなのかはわかりません。そもそもD810は動体撮影に向いてないです。

 あとは筋力不足。思いレンズを上空に持ち上げる必要があるため、ずっと被写体を狙い続けるのがかなりきつい。でもサーキットなら水平以上に上げることは少ないので、まあなんとかなるかと。

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とりあえずA350セット。ブログサイズならよくみえますが、遠い状態だと、もやっていたり、ISO500で撮ったので期待にノイズがあったりするので、おやおや?ということがあります。AF自体はさすがに旅客機の着陸なら余裕ですが、フレームに収め続けるのが難しい。もっと練習しないとですね。A350も、コックピットが黒くて、パンダみたいでかわいい。

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B787欲張りセット。昔は新鋭機だ!って思っていたのですが、結構普及してますね。主翼が細く長く、着陸時のしなりが大きくて、飛んでるぞ!っという感じで好きでした。

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B777の貨物機。デカイ。ひさびさに777見ました。

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A330。赤いラッピングがキレイ。


まあ写真の紹介はともかく、感想として、

・やはり重量がきつい。

・画質はまだ未知数(レビューとしてどうかと思うが、大気の影響を受ける焦点距離の世界のため、黄砂や花粉も飛ぶ季節柄、性能発揮は難しい。)

・AFは一度迷うと迷い続ける。フォーカスリミッターもあるが、一度フォーカスリミッターの範囲の外にいると、そのリミットの外で延々と迷う。

・剛性感がいい。安心できる。

・かっこいい。

 

といった感じ。重さが際立ちます。重さで、手ブレが生じ、画質の低下につながっている気がします。三脚を使うか、筋力を付ける必要があると思います。

 とはいえ、ようやく600mnm級のレンズを手に入れたので、今月末の富士スピードウェイでのSUPER GTの公式テストを撮って来たいと思います。