多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

おすすめドライブコース

 私はドライブが好きだ。しかも、特に目的地を定めず、音楽を流しながら車を走らせる。これが至高なのだ。

 今回は、個人的におすすめのドライブルートを紹介したい。

 

1.国道8号線 上越市 国府交差点~糸魚川市 大町交差点の区間

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 国道8号線は、新潟市京都市を結ぶ、日本海側の大動脈と行ってもいい国道で、海沿いを主に走る国道でもある。近年では、大雪で、除雪が追いつかず、国道8号線が普通となってしまい、大混乱となったニュースも記憶に新しい。昨年度の冬は、上越市でも大雪が降り、まさに国道8号線の国府交差点でトラックが大雪で立ち往生している様子がテレビで写っていたことを覚えている。国道8号線は、新潟県内では、内陸を走る下越中越地区、山岳路となる曽地峠、海沿いを走る上越地区からなり、今回紹介する区間はこの上越地区となる。

 この区間の魅力はなんと行って海の景色の良さ!この区間は片側1車線の2車線道路となっており、また、海岸沿いの狭い海岸段丘の部分を通っているため、かなり海に近い区間になっている。そのため、カーブなどでは、海の景色が正面に見え、夏の晴れた日になると、青い空と青い海を眺めながらドライブすることができる区間である。距離もおよそ40km程度の区間であり、信号も少ないため、気持ちよく走れるはずだ。また、国道の割にカーブが多く、流れも悪くないため、退屈はしないはず。

 この区間の途中には、弁天岩と呼ばれる、海岸に隆起した岩山や、道の駅うみてらす名立や道の駅マリンドリーム能生がある。うみてらす名立では、海産品の直売所や屋内プールがあり、流れるプールや、海水プールなんかもある。マリンドリーム能生では、蟹が販売されており、以前訪れたときには、蟹を食べる観光客も多かった。いずれも海岸沿いに立地しており、海風を浴びながら、海を眺めることができる。夕焼けなんかはきれいだと思う。

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弁天岩。能生にある。

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海沿いを走る国道8号線

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海沿いの景色

 市町村、県をつなぐ国道であり、日常的に利用している人も多いだろうが、個人的にゆったりドライブするにもおすすめ。立ち寄れるところも多く、デートにもいいのではないだろうか。

 

2.福島県 磐梯吾妻スカイライン

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 言わずもしれた観光道路。高湯温泉から、国道115号の土湯バイパス付近までをむすぶ県道70号、通称磐梯吾妻スカイライン。1600m近い標高まで駆け上る山岳路であり、最高地点付近には、浄土平レストハウスや吾妻小富士など、独特の荒涼とした火山地帯風景が広がる。

 この磐梯吾妻スカイラインは、スタート地点によって素性が異なる。土湯バイパス側からアクセスする場合、土湯バイパス自体がそれなりの標高があるため、ここからあまり標高を稼ぐ必要がなく、ヘアピンカーブは多数あるものの、そこまできついカーブと言うほどではない。また、景色としても、森林風景であり、火山地帯の景色は見られない。

 一方で、高湯温泉側の、福島盆地から直接駆け上がる場合は、かなりきついヘアピンカーブが多数続くことになる。福島盆地の市街地から一気に駆け上がるため、多くのヘアピンカーブで標高を稼がねばならない。しかもその角度もえげつなく、トルクの細いマニュアル車だとエンストしないかヒヤヒヤするほどの角度だ。上記のマップの画像を見ても、カーブの密度が全く違うことがわかるだろう。運転に自信がないようなサンデードライバーとかだとかなりドキドキしたドライブになるのではないだろうか。ちなみに車酔いしやすいし、標高差が大きいため、気圧の変動もあるため、これが弱い人には体調を崩す場合もあるので注意。

 ただし、こちらのほうが、磐梯吾妻スカイラインらしい火山地帯の荒涼とした景色が広がるため、見ごたえはある。浄土平付近になると、硫黄の匂いがしだし、停車しない、窓を開けるのをひかえるように喚起されている。現在でも火山活動があり、これが活発になると通行止めになるような区間でもあるため、リアルな火山地帯なのだ。

 中間地点には、浄土平レストハウスがあり、現在はどうかわからないが、レストランや土産物屋がある。また、かなりの標高のため、星景写真のスポットになっている。

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吾妻小富士からみた日の出。かなり雲と近い高さであることが面白い。

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吾妻小富士