多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

知らない地に住む上で

 最近はいまいち写真に対する熱が覚めつつあるのですが、その原因として、千葉という地にあると思います(責任転嫁)。

 千葉は山がありません。鋸山は崖みたいなものだから...。山のダイナミックな地形、風景が好きで写真を撮っていた自分は、この千葉という地に面白みを感じず、写真を撮る気力がわきません。あと、千葉って基本東京都のベッドタウンであり、休日の遊び場として利用されていて、人の手の入ったところが多く、また、どこにいってもインスタ蝿カメラマンとか、観光客とかばかりで、写真を撮るだけでも気が滅入るような所も多いのが現実。

 山梨くらいに行けばずいぶん楽しくなるのですが、そう頻繁には行けないのが現実。悲しいけど、これが現実。

 その代わり、サバゲーフィールドには恵まれているので、サバゲーは楽しませてもらっています。こんなに足繁く通っても飽きないのは、充実したサバゲーフィールドが立地しているからこそ。まあそれはそれで良いかなぁ。

 いつかまた福島にすみたいです。暇になったらとりあえず裏磐梯に行けば何らかの写真が撮れるし、季節が変わるたびに景色が変わっていく様を見ることが出来るのは面白いです。また、磐梯山吾妻連峰猪苗代湖などの自然のダイナミズムを感じることができ、飽きることを知りません。

 そして何より、昔から残る歴史があり、今なおその歴史や文化を感じることが出来るのが魅力です。それは単に鶴ヶ城などの文化財があるということのみならず、福島に住む人々の暮らしから、それを感じることが出来るというのが、福島だからこその魅力だと思います。裏を返せば、田舎、ということになるのですが、しかし、実際住んでみるとこの田舎感が心地よいのです。関東、特に東京や埼玉、千葉、神奈川などは人に溢れ、開発が進んでしまっています。もちろんいずれも田舎っぽいところはありますが、しかしそこに生活感はありますでしょうか?リアルな田舎感でしょうか?それらは単に住むには便が悪いから開発から取り残されているだけなのではないでしょうか。

 などといいますが、仕事柄なかなか福島に住む機会はおそらく無いと言ってもいいでしょう(可能性は0ではないですが、正攻法では実現しがたい)。つくづく、職業選びにおいて、住む場所、勤務場所の選択肢というのは重要だと感じます。それが単に利便性だけのみならず、趣味や生きがいにつながり、QOLの向上につながると思えば、決して侮ってはいけない要素だと思います。果たして自分が今後勤務するであろう場所に、そういった場所があるかというと疑問です...。しかし、それはまた住んでみないとわからない問題でもあります。いまやこんなにもすみたいと思う福島も、住んだばかりの頃は「何だこのクソ田舎が...。」と思っていましたが、住んでみると魅力を感じてきたところであります。

 なので、私は全国転勤の仕事になるのですが、そうした居住地の魅力を探せていけたらなと思います。勤務地は変えられないし、文句は言えないので、ならば自分自身で魅力を見つけるしか無いのです。そして、そういった魅力を探す上で、原動力となるのはやはりカメラ、写真という趣味であり、よりよい生活を送れるように心がけていきたいです。