多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

2023年前半期を振り返る

今年半年を振り返って。

 

 2023年も6月が終わりました。もうすでに今年の半分が終わったわけです。社会の出来事としては、相変わらずロシアのウクライナ侵攻は終わりを見せないし、JAXA期待の新型ロケットH3の1号機も打ち上げ失敗に終わってしまいました。また、陸自UH-60が8師団長を載せたまま墜落し、長野では猟銃で警官2名含めた4人が射殺されるという事件も起きました。相変わらず波乱の年となりそうです。

 一方で、3月にはWBCが開催され、世界一を奪還しました。大谷翔平が参加するということで、日本中が注目した本大会でしたが、期待を裏切らない大会となりました。準決勝での対メキシコ戦での9回裏の村上選手の逆転サヨナラ2ベースヒットも胸が熱くなりましたし、決勝での対アメリカ戦も、最後の投手大谷翔平対トラウト選手の対決は日本野球史上最高の展開でしょう。負け無し優勝。日本中が歓喜した大会で、2009年WBCの優勝も盛り上がりましたが、それ以上の盛り上がりとなりました。

 

 私個人としては、2022年末に車が追突事故に遭い、車を修理に出すという暗鬱な日々がしばらく続きました。多分本ブログでは記事にしていませんでしたが、昨年12月28日に信号が黄色から赤に切り替わるタイミングで、際どいタイミングでしたが止まるためブレーキを掛けたところ、突っ切る気満々だった後続車に突っ込まれました。ぶつかる瞬間にブレーキを離したお陰で速度の割には被害は少なかったものの、無事修復歴有り車になりました。

 もうベッコリですよ(泣)。10:0の事故だったのでこちらの負担はなく、相手もちゃんと保険に入っていたので助かりました。意外と任意保険に入ってない人っているんですよね。その分助かりました、本当に。しかしその後は大変で、保険屋の紹介で鈑金屋に修理を依頼するものの、修理に入れるまで1ヶ月かかり、修理が終わるまで1ヶ月半…。結局治って返ってくるのは3月中旬でした。その間の代車は古いフィットシャトルで、面白くない車でしたねぇ。車が無いとどこにも行きたいとも思わないし、本当につまらない日々でした。

 修理内容として、リアのバックパネルを交換、ボディのフロア等を板金修正、テールゲート、リアバンパー、テールレンズを交換。マフラーも排気漏れのため交換し、その他内張りも破損していたので交換となり、合計70万円ほどの修理内容となりました。めっちゃ大事でしたね。車の価値が70万円以下だったら全損扱いになるところでした。

 

 それはさておき、年末年始は実家に帰省していました。だからといって、冬の日本海側。ずーっと悪天候で何もできませんでしたが、家族で富岡製糸場に行ってきました。世界遺産に登録されていますが、ガッカリ観光地扱いされることもあるようですが、個人的には見ごたえもあり、産業遺産としての価値も高く、観光地としてもよく整備されていて、満足度高い観光地でした。

富岡製糸場といえばレンガ造りの建物ですね。こちらは東置繭所。正面入口から見えてきたときは感動します。

西置繭所です。つまり倉庫ですね。倉庫内にも入ることができ、一回部分は展示スペースとなっています。

当時の社宅も展示されています。まさに昭和の住宅。現代は随分と様変わりしたものですね。

繰糸所の内部です。自動繰糸機がずらりと並んでいます。中は白く塗られ、太陽光が差し込んで明るい工場内でした。ところどころ緑色があるのが映えます。

 

 そして、1月には東京オートサロンに行ってきました。

 行く予定もなく、自分の車も事故っていたので、あまり乗り気では有りませんでしたが、折角だったので行くことにしました。

 今年の見どころはスバルの新型インプレッサの発表でした。すでに発表されていたクロストレックのインプレッサ版でしたが、随分といかつくなりましたね。

これと同じ車種とは思えません(私の前車、インプレッサスポーツワゴン15i)。

 STIグレードだったのか、マフラーがセンター2本出しというのに驚きました。センターマフラー、FK8もそうだったのですが、かっこいいですよねぇ。

 同時期に発表された新型車といえばプリウスですね。50プリウスまでのデザインから、さらにシャープで先鋭的なデザインとなり、車マニアに衝撃を与えました。こちらはモデリスタの展示車。スタイリングはプリウスのコンセプトを維持しつつ、新型クラウンでも採用されたデザインのヘッドライトになり、車全体の印象がシャープになっています。タイヤも19インチと大型化されていますが、195/50R19という特殊なサイズが採用されています。見た目と燃費の両立…ですが、まさにプリウス専用サイズで、今まで存在しなかったサイズですから、タイヤを買うとなるとサイズも大きいですし、10万円は超えてきそうな印象です。

 そして、日産GT-Rもデザインが変わるようです。これまでのVモーショングリルから、大きく印象が変わりました、どちらかといえば初期のR35のグリルに近い印象で、ラグジュアリーな印象です。

 新型フェアレディZです。これかっこいいですよねぇ。人気すぎてもはや買いたくても買えない車になってしまっていますが、人気なのもわかります。こちらは日産ブースのカスタマイズエディションなるものです。オレンジ色も鮮烈でいいですね。

 ホンダの最大のニュースはSUPER GTのGT500車両がNSXからシビックに変わるようで、そのモック車が展示されていました。やっぱりホンダのGT500といえばNSXという印象でしたし、HSV-010も余裕のあるスタイリングでしたが、シビックベースですとフェンダー部分を無理やり張り出させている印象で、やっぱNSXがかっこよかったなと思ってしまいます。まあ実際に走り出したらこれもかっこいいと思うのでしょうが。

 個人的にかっこいいと思ったのはホンダアクセスのシビックです。タイプRではないの ですが、この鮮やかな青と、黒のスポイラーがかっこいいです。ホンダアクセスだから純正然としており、派手すぎずかっこいいですね。

 ガレージマリンの展示車です。180SXとS15をきれいにレストア及びカスタムしてあります。180SXのSR20エンジンは新品エンジンらしい…。古さを感じさせないです。

 また、D1 Kickoff Driftも見どころでした。

 狭い会場でしたが、大迫力のドリフトで、最後の5連ドリフトは圧巻でした。

 

 2月にはTENKOOでサバゲーしてきました。このときに使ってきた次世代MP5にはサプレッサーをつけていたせいで、重くてほとんど活躍できませんでした。

 

 2月18日には、電車を使って小田原と横須賀旅行に行ってきました。

 小田原駅で新幹線を撮り、小田原城に行き、横須賀で護衛艦を見て、帰ってきました。

 小田原城では梅と鶯の写真が撮れ高でした。しかし、小田原城そのものも圧巻の城で、こりゃ上杉謙信豊臣秀吉も攻め落とすのは無理だろうな…と思わされるような城でした。関東から余裕で行ける距離の城なので、是非観光で行ってみてほしい。

 その後護衛艦を撮るべく横須賀へ。

 まずはヴェルニー公園から。この日はまや型護衛艦が2隻そろって停泊していました。

米海軍のアーレイ・バーク駆逐艦も。

 横須賀のとある丘の上から展望。横須賀は山とトンネルの街で、小高い丘というか山の 上にも住宅が並んでいるのですが、護衛艦が見えそうなところを探して撮影しました。私有地ではないと思うのですが…。

 私有地ではないと思うのですが、なかなか痺れる路地からの撮影でした。正直通報されそうで怖かった…。夜景もここから撮りたかったのですが断念。

もがみ型護衛艦。シャープでかっこいい。

 護衛艦の夜景はヴェルニー公園から撮影しました。明るく照らされる護衛艦がかっこいいですね。イージス艦が並んでいるのは圧巻です。

 

 2月の下旬に、ギターに手を出しました。

 このとき買ったのはヤマハのYGS112Tというエレキギターで、ハードオフで1万円ほどのもの。安価なギターでしたが、これが案外楽しい。ここからギターへの投資が始まりました。

 

 3月は特にイベントがなく、修理に出した車が帰ってくるのをひたすら待つ日々がしばらく続きます。鈑金屋さんに何度も電話してしまい、すでに1ヶ月経っていたので、納車日はいつになるかを聞きまくっていました。その度に、「忙しくてまだ手を付けられていないです。」という返答で、ガッカリでしたが、作業に入ってしまうと10日ほどで作業が完了し、3月15日に納車となりました。

このときは本当に嬉しかった…。フィットシャトルでの1ヶ月半。しょうもないCVTと、ヘタレなタイヤと足回り。スイスポに久しぶり乗ったとき、電流が走りました。

修復後もほとんどわからず、よく見るとテールレンズの隙間が大きくなったようなとか、リアバンパーと車体開口部の隙間が中心部が広いような気がしましたが、まあ仕方ないです。

 

 そして、3月末にはFender Playerシリーズのストラトキャスターを買ってしまいました。

かっこいい。王道の3サンバーストです。7万くらいしました。

 

4月にはZOOMのG1 Fourを購入。

 やっぱエフェクターがあってのエレキギターですね。特に、オーディオインターフェースで演奏しているので、マルチエフェクターは重要です。

 

 

 そして4月。4月はなんだかんだ忙しく、大きなイベントはGWでした。

 今年のGWは帰省しました。昨年はSUPER GT見に行ったり、長野と山梨に遊びに行ったりしてましたが、地元新潟でドライブしたい、写真を撮りに行きたいという思いもあり、帰省をしました。

 しかし、千葉から新潟まで、全て高速を使うと片道で1万円近くかかり、ガソリンもタンクの小さいZC33Sの場合、片道の移動で燃料が空になってしまうので、一回の給油で5000円とすると、往復で3万円近い出費になります。これは正直許容し難い金額です。

 ガソリン代は距離に応じてかかるもので、これは変わらない以上どうしようもない。ならば削るとしたら高速代のみ…。ということで、群馬あたりまで下道で行き、そこから高速まで行くことにしました。これで片道4000円程度まで抑えることができます。しかし、尋常じゃない時間がかかります。午前中に髪を切りに行き、出発したのは昼過ぎ。そこからひたすら下道を行き、途中妙義山を走り、一休み。さらに、国道18号の旧線いわゆる碓氷峠を攻め、軽井沢まで抜け、そこからようやく高速へ。長かった。実家についたのは夜8時ころでした。

 妙義山にて。このときすでに16時近く。まだ群馬ですからね、ここ。妙義山ってイニシャルDの舞台の一つとして有名ですが、意外と距離が短いんですよね。あっという間に上までついちゃいます。しかしそれでもイニシャルDのゲームで見た景色が実際走ってて出てくると、ちょっと感動しちゃいます。正直妙義山は完全なる寄り道でしたが、車が修理から帰ってきて久々山を走れてよかったです。

 碓氷峠は、まさに旧道というか、これまたイニシャルDの舞台で、旧信越本線眼鏡橋などの観光地もあったりして、走る人が多い分道が荒れているということはなく、常に2車線を維持しているので、走りやすいのですが、それでもかなり曲がりくねった道が続き、ハンドルを右に切ってすぐに左に切り替えしてと、疲れる道でした笑。しかし、走りがいはかなりあります。アップダウンはほとんどなく、山を迂回して道が作られている印象。トンネル一つなく、山を回避しているような印象です。やはり碓氷峠って、歴史的にも重要で、沿線には信越本線の遺構があったり、そういった歴史を感じながら走るのも楽しいです。Assetto CorsaというドライビングシミュレーションゲームのMODコースで碓氷峠があり、ほとんど同じ景色をPC上で遊ぶことができたのは嬉しかったです。でもやっぱり自分の体でGを感じ、エンジン音を聞きながら手足を使って車を走らせる楽しさは、何者にも勝ります。

 GWはなんだかんだ忙しく、母親の車のリアスポイラーとミラーの塗装のクリアが剥げていたのでクリアを吹いてやり、自分の車も洗車。

 紫外線でクリアがガサガサに。Aピラー部分も元々光沢のある黒だったのですが、すかり白くなっていました。

 リアスポイラーとミラーには、下地の赤色は残っていたため、クリアを吹いてやることで改善。Aピラーについては、黒いスプレーを吹いてやり、遠目から見たらパッと見きれいに見えるくらいにはなりました。

     後は祖母の家に行き、親戚で寺泊で海鮮丼を食べたり、白馬のマウンテンリゾートに観光に行ったりしましたが、最大のトピックスは上高地に行ったことでした。

 上高地。ずっと憧れの撮影スポットで、学生時代から行きたいと思っていたものの、距離も遠く、アクセスも容易ではないことから、実現出来ずにいました。しかし今回、折角なら行こうと父親が背中を押してくれ、行くことにしました。父親と二人で。

 朝4時頃に家を出て、6時過ぎに松本に着きました。上高地まではマイカー規制があり、麓に車を停め、上高地まではタクシーか観光バスで行く必要がありますが、まずこの駐車場が混んでいる可能性も高く、またまたバスも満席の可能性もあることから、かなり早めの到着となりました。7時頃には上高地の麓につきましたが、トントン拍子で車を止めることが出来、さらには30分に一度のバスですが、着いた数分後にバスが来て、座席にも無事に座ることが出来て、スムーズに物事が進みました。

そこからバスで25分ほどで、大正池に着き、ここで降車します。

 上高地の有名な景色のひとつで、湖と穂高連峰の美しい山々が非常に美しい所です。

 まだ日が登ったばかりで、山に囲まれた大正池ではまだ日が回りきっておらず、人も少なく神秘的な空気で、最高の景色でした。青い空に水面に反射し、白い雪の残る穂高連峰が映えます。あと30分早く来ていればとも思いましたが、この景色が見れただけ良い。


 しかし早朝の上高地はとっても寒く、気温はマイナスの世界。早朝の放射冷却もあり、千葉では味わえない本物の寒さが身に染みました。フリースにダウンジャケットにウインドブレーカーを着込んで何とか耐えしのぎましたが、下半身はズボン1枚だったので、足が寒いという事態に。GWとはいえ、山の世界なので、下界は春でも、まだ冬の出口位の感覚でいた方がいいでしょう。しかし、日が出てくればすっかり陽気になってきたので、厚手の上着1枚よりは、何枚か重ね着して温度調節しやすくしておいた方がいいでしょう。

 大正池から河童橋まで4kmのハイキングコース。歩いて2時間程度が通常の時間でしょうか。ここから穂高連峰まで登山もできますし、そういった人からすればここの区間はまだまだ序の口ですが、そんな装備も体力もないし、写真を撮りにきただけなので河童橋で十分。ハイキングコースといってもアップダウンはほぼありません。梓川沿いをひたすら歩くのみです。

 しかし、ここの景色もいいんですよね。エメラルドグリーンの梓川。透明度がすごい。川って水深も海に比べれば浅く、下流になれば汚れて茶色くなったりしてしまいますが、こんな綺麗な色になるのは、水が綺麗だからなせること。地形の急峻さと雪解け水で水量が多く、なかなか流れの早い川でした。梓川、いいですね。特急あずさなんてのもありましたね。

 所々穂高連峰が見えるところもあり、そういうところで一々写真を撮っていたら、河童橋に着く頃には既に昼前でした。通常の倍近い4時間以上かけて歩いていることとなります。これ俺が登山したら写真ばっかり撮って計画通りに進まずに遭難しそうですね...。

 

 

 

 河童橋から見える穂高連峰の迫力は凄まじく、上高地に来たんだなと言う実感が湧きます。ここまでの間、ずっと写真が楽しくて仕方なかったです。どんな景色も絵になるのです。千葉にはない、雄大な自然ばかり。あんな迫力もない、人の手が入りまくった自然風な千葉の景観ではありません。