多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

只見線について

 嬉しいニュースが入りました。 

trafficnews.jp

 2011年の新潟福島豪雨により越後川口駅から只見駅区間が不通となり、代行バスでの運行となっていましたが、ようやく10月1日に全線運転再開するようです。11年ぶりに再開通となりました。只見線自体は超ローカル路線であり、一時は復旧しないという噂もありましたが、只見という地域の特性や、鉄道マニアからの人気も高かったのでしょうが、自治体と国とJRとで費用を負担し、復旧までこぎつけたようです。

 すでに車両は当時使っていたキハ40ではなく、E120系に置き換わっており、当時の様子とは変わってしまいましたが、それでも鉄道を復旧させるのは、雪深く、交通の便が限られている只見地域だからこそであります。只見地域は新潟県福島県境付近に立地し、近隣の大規模の都市とは隔絶された立地にあります。交通網としては、国道252号と只見線という鉄道と陸路により、新潟県側とあるいは福島県会津地域の中心的地域である会津若松とを結んでいますが、雪深い地域ゆえ、通行止めとなる可能性もあるため、国道も止まる可能性もあるため、大都市と連絡するのは只見線しかなく、只見地域としてはただの交通手段以上の存在意義であるのです。現在新潟県三条市福島県いわき市を結び、只見地域を通る国道289号も只見地域付近の八十里越区間も不通であり、登山道が国道となっているようなトンデモ国道なのですが、この国道に関しても現在開通に向けて工事を進めています。只見地域も随分と便利になっていくようです。

 

大志集落と只見線。川霧が美しい。

大志集落。只見川沿いに立地し、赤いトタンの屋根や、茅葺屋根にトタンを被せた民家があったり、昔ながらの雰囲気を未だに残す集落です。背後にそびえる山と只見川が美しい。只見川はこの只見地域に生きる人達にとって、身近な存在であることがわかります。

第2只見川橋梁。奥深い山間部を通る区間。シンプルな橋梁ですが、電源開発のため作られた路線とつなげた路線ということもあり、路線は簡素なものも多いです。

第1只見川橋梁。有名な撮影地ですが、何度来てもいい景色です。この日は朝から小雨の降る天気でしたが、むしろいい感じに川霧が発生し、幻想的な景色となりました。

 これら写真は大学3年の夏に撮ったものですが、今思い返してもいい景色です。全線再開したらまた撮りに行きたいし、今度は乗りに行きたいと思います。