多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

小松基地航空祭に行ってきた(その1 予行)

10月6日、7日に小松基地航空祭に行ってきました。

例年小松基地航空祭といえば、9月のシルバーウィークの最終日にやっていましたが、今年は10月頭の三連休、しかも航空祭としては珍しく土曜日開催ということで、せっかくの三連休ということで行ってきました。7日(土)が本番で、6日(金)は予行。やっぱり土曜日開催だと、翌日曜日、月曜日に休養がとれますからね。

しかし、そうはいってもせっかくなら予行まで見たいのが写真マニアの性。金曜日も仕事は有休を取り、前日の総合予行から撮影に行きました。

移動は、木曜日の夜にバスタ新宿を出て、金曜日朝8時ころ小松駅につくという、なかなかハードなスケジュール。しかも仕事終わったあとにですからね。

JAMJAMライナーを利用しました。新宿から小松までで4,500円という破格ですが、その分4列シートでトイレなし、しかも満席という最廉価仕様。幸い私は最前列窓際で、多少は広く感じたものの、やはり10時間近い乗車にはなかなか辛い座席でした。まあこの料金ですから、どこもこんなものです。

しかし、意外と快眠でき、寝不足で疲れたなという感じはしなかったのですが、翌朝高岡市付近を走行中に、猛烈な腹痛に襲われて目が覚めました。しかし、もう到着直前でSA休憩もなく、非常に苦しい状況に…。幸い、乗務員が二人おり、運転席の隣の通路スペースにも乗務員がいたため、途中のSAで急遽トイレに行かせてもらうことに…。なかなか情けない思いをしましたが、辛うじてトイレには間に合いました…。乗務員の方も嫌な顔せず快くSAに停めてくださり、本当に助かりました。前日もトイレに行き、体調は整えてきたつもりでしたが、さすがにこれだけ長時間乗っていると、こういうことも起こり得ますね…。なんか最近、それまでなんともなかったのに、急激に腹痛に襲われるということが多いんですよね。普通腹痛って、段階を踏んで痛みを増していくものですが、最近はゼロから一気にやばい!っていうくらいの腹痛まで行くことが何度かあります。どうしたものか。。。

小松駅南口で降りる予定でしたが、SAでトイレに行ったあともまだトイレに行きたくて

仕方がなかったので、途中の金沢駅で下車し、再びトイレへ行き、ここから電車で小松まで行くこととしました。

で、乗ったのが特急サンダーバード北陸新幹線敦賀までの延伸を来年3月に控えていますから、もはや乗れなくなるのももうじきというのを狙って乗ったわけではなく、予行の開始時刻に間に合いそうになかったので、一番早いのがこれでした。

特急サンダーバードも、車両自体は昔ほくほく線を走っていた特急はくたかと同じですから、懐かしさを感じます。今後は減勢していくのでしょうが、特急らしい重々しく安定感ある走りと、どこか古さを感じる車内は好きですね。

小松までつくと、天気は微妙。天気予報は、2週間以上前から追っていたのですが、当初6日は晴れ、7日は曇みたいな予報でしたが、当日になって6日は曇雨くらいの予報に変化しており、完全に天気予報に裏切られました。ウェ◯ーニュースさんさぁ…。まあここに限らず、当日になって天気予報を変えられても困るんですよねぇ。天気予報を見て予定を組んでいることもあり、当日になって予報を変えられても意味がないというか手遅れなんですよね。まだまだ天気予報は当てになりません。

小松駅から小松空港まで4,5km程距離があり、歩いていくの現実的ではありませんが、空港バスとタクシーと言う選択肢がありますが、空港バスは時間が間に合わず、タクシーを利用して空港前まで。

着くとすでにオープニングフライトは終わっていたくらいでしたが、着いたら4mmくらいの雨に降られました…。「まあ雨までは降らないでしょ。」とたかを括っていたので、傘も雨具もなく、植木の木陰で雨宿りをしてなんとか雨をしのぎました…。天気予報め…。ほんと当てにならん。

 

今回は、新しいレンズを投入していたのでした。

「すごく・大きい・レンズ」

SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSを中古ながら買ってしまったのでした。やっぱり400mmじゃ航空祭では耐えられん!

まあレンズのレビュー自体は特に行いませんが、値段なりに非常に良いレンズです。純正だけあってAF速度も高速で、600mmまで使えるというのは航空祭撮影では不可欠です。

飛行教導隊の機動飛行から撮影開始。このときはまだ小雨が降っていました。

2機のフォーメーションテイクオフから始まりました。この後、2機はそれぞれ反対方向へブレイクしていきましたが撮影できず。

緑の機体が上空を通過。曇り空だとアフターバーナーが目立ちます。飛行教導群は隊員らが考えた独特の迷彩色にカラーリングされているのが特徴で、空戦訓練時において、自らの視認性を向上させ、「見えなかったから対処できなかった」という言い訳を訓練者にさせないためとも言われています。とにかく飛行教導群、通称アグレッサーは、各地の戦闘機部隊の空戦の技能向上を図る部隊で、空自最強とも名高い部隊と言われています。

もう1機の青い迷彩の機体が飛行。こちらはロシアのSu57を意識したカラーリングとなっています。

さすがにアグレッサー、なかなか痺れる機動をしていましたが、まだ私が航空機撮影に慣れておらず、天気も悪いこともあり撮れ高少なめ。まあしかし、久々の航空機撮影に、日頃のストレスが吹き飛びました。

しかし、やはり600mmまでないと厳しいですね。

続いて第303飛行隊。こちらは、日豪共同訓練時のスペマ機と通常色の2機での機動飛行でした。離陸でのハイレートクライム。キャノピーに光が反射してます。

日豪共同訓練機。主翼には日本とオーストラリアの国旗がカラーリングされています。

こちらはF-15Jの通常色。これも普通にかっこいい。

上空で旋回するF-15J。トリミングなしでこれが撮れたので嬉しい。

でもスペマ機もかっこよかったです。

続いて第306飛行隊。ゴールデンイーグル。主翼端から白い雲が。

303飛行隊は、日伊共同訓練のスペマ機です。通常色との編隊飛行。

こちらは303飛行隊のスペマ機ですが、反対側なのでわかりにくい。

303飛行隊は自分の技量不足であまりうまく撮れなかったのが悔しい。

ここで予行の撮影は終わり。暇なので空港デッキへ移動。

民共用空港のため、旅客機もいます。

空港デッキから格納庫。F-15がずらり。

こちらはアグレッサーがずらり。いろんなカラーリングがあります。一番奥の黒色が一番人気だとか。

 

まあここに長居しても仕方ないので、空港バスで小松駅へ移動。バスは旅客機の離発着に合わせて便があるので、1時間に1本くらいのペースでしか便がなく、マニアで満杯の車内となりました。

小松駅でカレーを食べ、金沢駅へ。ここですでに14時半ころ。かといって金沢駅でやることがあるわけではないので、しばらく悩みましたが、せっかくなので雨晴駅へ行くこととしました。

IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、氷見線雨晴駅へ。

高岡駅氷見線に乗り換え。氷見線は懐かしのキハ40でした。昔は磐越西線只見線などでも走っていた気動車ですが、いまや現役は少なくなりましたね。乗り鉄するにも楽しいです。

車内も少しノスタルジックな風景。この座席、座面がふかふかなんですよね。現代の車両の座席は人間工学に基づいて設計されているようですが、これはこれで良き。

昔の車両には扇風機がついてるんですよね。なぜなら、冷房がないから。今は改装されて冷房はついているんでしょうけど。

2両編成。

高岡駅で検測車っぽい車両に遭遇。キヤ141系というらしい。何名かのマニアが撮影していました。

雨晴駅へ到着後、雨晴海岸へ。

海岸へ向かう踏切ですが、海が見える踏切っていいですよね。海のある街で生まれ育ったので、こういう景色は好きです。

ここで鉄道撮影。冬の晴れた日には立山連峰が見える場所ですが、さすがに見えず。列車はキハ40の忍者ハットリくん列車。

近くの道の駅から。はるか水平線が見えます。都内だと水平線は見えませんからね。海に行っても東京湾ですから。日本海は良き。

氷見線も本数が少なく、先程の車両を撮影していたら、すっかり日は落ちていました。夕暮れの雨晴駅。ブルーアワーの空と、古い駅舎に国鉄車両が映えます。いい雰囲気です。

ここから1時間ほどかけて金沢駅へ戻り、今夜の宿へ。

泊まったのは、ホテルでもなく、いつもの快活クラブでもなく、カプセルホテルへ。初のカプセルホテル。金沢の武蔵町にあるホテルで、周囲には近江町市場が近いのですが、夜は食べるところが全然なく、ちょっと高いですが海鮮丼を食べました。

2000円弱でしたが、流石に美味しい。

飯を食って、カプセルホテルへ。シャワーとロッカーと寝床は別フロアで、ベッドはもちろん個室でしたが、その他の洗面所やシャワーやロッカールームでは他の利用者と顔を合わせることとなり、妙に団体生活感があります。快活クラブも他の利用者と出会うことはあるのですが、それとはまた違う感じです。まあしかし、快活クラブのブースと違ってちゃんとベッドなので、快眠できました。