今年の９月１９日に、航空自衛隊小松基地で行われる予定であることがアナウンスされている小松基地航空祭。長らくコロナで開催されていませんでしたが、ようやく２０２２年になり開催されることとなった。
小松基地といえば、日本海側唯一の戦闘航空団が所属する基地であり、更には空自最強とも言われる飛行教導群（アグレッサー）が所属するなど、日本海側に睨みを効かせる上で強力な能力を持った基地である。所属機はF-15J/DJがメイン。残るは救難隊のUH-60JAとU-125Aです。
関東には百里基地と入間基地があるが、前者はF-2のみ、後者は輸送機の基地であり、F-15が見られるのは小松基地か岐阜基地といったところ。戦闘航空団としては小松基地に限られる。
F-15といえば、F-22が登場するまでは世界最強ともいわれた戦闘機で、実戦での空中戦における被撃墜数はゼロ。強力な双発エンジンと剛性に優れる機体で、制空戦闘機として今なお活躍し、空自の主力戦闘機であります。Pre-MSIP機が今なお数多く存在し、近代化改修には予算が多くかかることから、F-35Aの増勢が図られているようで、次のF-35Aの配備部隊は小松基地とされているようですが、今なお日本の空を守っているのはF-15によるところが大きいです。
私はこのF-15が大好きで、無骨で、機能美にあふれて、かっこいい。F-14みたいに可変翼を持っているというわけでもなく、質実剛健を地でゆく戦闘機だと思うのですが、その無骨さが、とてもかっこいいのです。
そしてそのF-15がバンバンと飛ぶのが小松基地航空祭であり、しかもタイミングとしてもシルバーウィークの期間のため、これはぜひとも行きたいところ。千葉から小松はかなり遠いですが、なんとか休暇を合わせて足を運びたいところです。
