多趣味人ブログ

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シグマにピント調整を依頼する

 SIGMA 150-600mm Sportsをピント調整に出すこととした。

 どうもピントの精度が悪いように感じる。そもそもサードパーティレンズだし、カメラもさほど動体撮影に向いているわけではないが、友人のD610+SIGMA 150-600mm Contemporary比べても自分のSportsの方が歩留まりが悪い。

 この間の横田基地友好祭にて、さほど速度の出ていないCH-47ヘリコプターの飛行でさえピントが来ていないのにはがっかりした。これでは戦闘機やモータースポーツといった、本来このレンズを買った目的である被写体は対応できまい。NIKONの200-500mmを買うのが間違いなかったのだろうが、しかし600mmまでほしいし、防滴性能といったタフさもSIGMAを選んだ理由だが、まともにAFが使えなければ意味がない。

 SIGMAもこうした純正と比べてAF精度を出せないことを認識しているのか、これをカバーするかのように、カメラ本体とレンズをあわせてSIGMA 会津工場に送付することで、そのカメラのAFに合わせてレンズのピント調整を無料で行ってくれるのである。

 もちろん自宅でできないこともない。SIGMAが発売しているUSB Dockを使えばピント調整も可能である。しかし、焦点距離ごとにピント調整をする必要があり、都度カメラに取り付けたりPCにつなげたりする必要があるし、そもそも600mmという小天橋をk自宅で調整するのは厳しい。そのため、時間もかかり、しばらくカメラが使えなくなるというでデメリットはあるものの、SIGMAでのピント調整に踏み切った。ターゲットはもちろん8月のSUPER GT Rd.4。それまでしばらく天気も悪そうだし、SUPER GT Rd.4が今後直近の撮影予定なので、これに合わせて調整できれば良い。

 基本的には会津工場に送付し依頼する。発送送料は基本的にこちらで負担する必要があるが、返送の送料は無料であるようだ。また、ヤマト運輸のサービスドライバーに梱包を丸投げできる引取サービスも有料ながら用意されており、プチプチやエアークッションといった梱包資材がなく、わざわざ用意するのも手間であるのなら、これを利用するのもありだろう。私はこれで今回発送することにした。超望遠レンズとカメラ本体を自分で梱包するのは骨が折れるし、そんなダンボールも持ち合わせていない。ならば550円で依頼するのもいいだろう。

 オンラインで申し込み、翌営業日にはSIGMA担当者からメールが来て、ヤマト運輸の引取日時の調整メールが来た。日曜夜に申し込んで、水曜には引き取りに来てもらえるようだ。

 調整日数は2~3週間ほどが目安らしい。まあ実際は1周間程度で帰ってきたりする事例も多々あるので、かならずしもこの期間を要するわけでもないようだが、しかしそれなりに長期間カメラが手元にない期間が生じるため、タイミングは考えようである。

 ちなみに、川崎にあるSIGMA本社に持ち込んでの依頼も、要予約ながら可能なようだ。梱包も面倒で、近くに住んでいるならば、本社持ち込みも楽かもしれない。

 残念ながらまだ発送待ちのため、今後完了して帰ってきたらまたレポートしようかと思うが、しかしこうしたサービスをしてくれるのはありがたいものである。しかも無料。嬉しい。どうしても純正比べ信頼性に劣るサードパーティであっても、こうしたアフターフォローをきちんとすることで、消費者に安心して購入してもらうことが出来るんだろうし、ユーザーとしても嬉しいものだ。