GROUND BRANCHというゲームをご存知ですか?
Steamで購入できるPCゲームで、リアルなFPSタクティカルシミュレータといったところでしょうか。レインボーシックスシージ等の開発を担当したチームが開発中のゲームで、リアルな銃や装備品のカスタマイズなどが大きな特徴のゲームです。
そこで、今回は、このゲームに出てくる銃器を紹介してみます。
サブマシンガン
- MP5シリーズ(MP5A4,A5,SD5,SD6) H&Kの王道サブマシンガン、MP5です。A4やA5であればRASハンドガードに換装でき、拡張性も十分ある。9mmなので長距離での交戦は不得手だが、精度と取り回しはいいため、タンカーやリグ(洋上プラント)といったマップでは有利。セミ、3点バースト、フルオート。マガジンのリロードが少し時間がかかるのがネック。
- MP7A1 H&KのPDW。ビンラディンを殺害した銃とも言われる。拡張性は3面にレールが有り十分。40連マガジンで火力は高いが、4.6×30mm弾と口径が小さいため威力が低く、敵を倒すためには3,4発程度当てる必要がある印象。取り回しはいいが、威力が低いためあまり使わない。
- MPX SIG MPX。AR系と同様の操作系をもつ9mmサブマシンガン。SIG MCXと姉妹機。リロードも早く、取り回しもいいため、無難に使いやすいサブマシンガンで、本ゲームのなかでも優秀なサブマシンガンである。拡張性は十分。
- UMP H&K UMP。MP5の後継として開発され、レシーバーに樹脂を使用したサブマシンガン。45口径で威力が高いが、フルオートのレートが低いのが特徴。サブマシンガンの中では高威力だが、反動が大きく、レートが低いため、敵に弾を当てにくいため、いまいち役不足感がある。
アサルトライフル
- AK105 AK-74Mのカービンレングスで、実際バレル長が短く、取り回しがいい。弾薬も5.45mmを使用している。
- AK105 ALPHA AK105の近代化モデル。レールハンドガードと、レシーバー上部にレールが取り付けられ、拡張性が高くなっている。威力も高く、光学機器も取り付けやすいため、本ゲームの中でも有用な銃である。
- AK-74M 5.45mmを使用するAKシリーズのアサルトライフル。フルサイズのためバレルがAK105より長め。敵がよく使う銃で、敵を倒して拾って使うことが多い。
- AKM 7.62mm弾を使うAKで、敵がよく使う銃。反動が強いが威力が強いため、フルオートぶっ放して薙ぎ払える。拡張性も低く、古臭い銃だが、割と使える銃だ。トップレールだけは取り付けられるので、光学サイトは取り付けられるが、AKのアイアンサイトは構えても視界が広いため、狙撃はともかく、中近距離なら割と狙いやすいので、アイアンサイトでも十分。
- AKS74U これも敵がよく使う銃。短銃身、折りたたみストックのAK74といったところ。個人的にアイアンサイトが見にくいため好きじゃない。拡張性は、ALPHA系を除いて、AK系はトップレールに光学サイトを取り付けられるのと、サプレッサーをつけられるだけなのが共通している。
- AKS74U ALPHA AKS74Uの近代化モデル。4面レールハンドガードにトップレールが組み合わされている(これは通常版と同じ?)。あまり使ったことはないが、取り回しはよく威力も高いためそこそこ使いやすい銃だろう。
- HK416D 14.5インチバレルのHK416D。H&KがM4を改修したモデルで、特殊部隊を中心に採用が広がっている他、フランス軍では正式採用銃として選ばれている。拡張性が高く、カスタマイズしがいがある。
- HK416D CQB 10.5インチバレルのHK416Dで、特殊部隊を中心に採用されているモデルである。取回しもよく、拡張性が高いため、よく使う銃だ。
- M16A4 20インチのバレル長を持つアサルトライフルで、その分精度が高い(ゲーム中ではそこまで差は感じないが…)。フルオートではなく3点バーストである。海兵隊ていったらM16だよね。
- M4A1 block2 ダニエルディフェンスのRIS2を装備したM4A1で、フリーフロートで精度に影響を受けにくく、長い4面レールを持つハンドガードを装備して拡張性が高い。映画ボーダーライン2でマットが使っていた銃。
- M4A1 block2(FSP) 上記のblock2のうち、三角形のフロントサイトを残したモデル。これも渋くてかっこいい。
- M4A1 SOPMOD これぞM4A1といった銃で、RIS2よりは劣るものの、拡張性も高い。このくらいのシンプルさのほうがかっこいい。
- MK18 10.5インチのモデルで取回しがよく、ダニエルディフェンスのRIS2を装備し、各調整も高い。SEALsやMARSOCなどでも使用例がある。5.56mmを使う西側のアサルトライフルはフルオート時のレートも威力も大差がないため、どれを使っても変わらない印象があるため、MK18がHK416D CQBなどの10.5インチモデルがおすすめである。
- Wz.88 ワイヤーストックのAKバリエーションモデル。ポーランドがAK-74を参考にして開発した銃らしいが、アイアンサイトが見にくくて好きじゃない。基本的に性能はAK-74Mとあまり違いを感じない。
ショットガン
- M1014 セミオートショットガンで威力も高く、無駄に射程も長いため、スコープを載せて中遠距離での狙撃も意外と行ける。セミオートで撃てるので火力が高いが、すぐに弾切れになり、リロードはショットシェルを一発ずつ入れなきゃいけないため時間がかかるので要注意だ。こまめなリロードがいるだろう。
- SDASS イタリア製のポンプアクションショットガン。装弾数は少ないが、M1014よりも取回しがいい。ポンプアクションのため、1発ずつコッキングがいるが、その分弾の無駄撃ちが少ないため、むしろ扱いやすい面も。
スナイパーライフル
- FAL tactial FALの近代化モデル。レールハンドガードで拡張性が高い。7.62x51mm NATO弾を使うバトルライフルで、非常に威力が高く、敵を1発で葬れる。反動が強いが、フルオートでぶっ放しても1発当てればいいので、結構使いやすい。1マガジン20発で、持てるマガジンの本数も少ないため、弾数が少なくなるのが注意だ。
- FAV Vintage FALの古めかしいモデル。アイアンサイトはピープサイトなのだが、これがガバガバで狙いにくい。
- G3A3 MP5と同じローラーロッキング式の7.62mmバトルライフルで、威力が高い。拡張性はトップレールのみだ。リロード時はコッキングがいるため時間がかかる。
- M110 近代的なスナイパーライフル。フルオートはできないが、じっくり狙撃するには有用な銃だ。
- M110K1 バレルが短くなったモデルで、少し取回しがよくなっている。セミオートのみで、狙撃に向いたモデル。
- M24 ボルトアクションスナイパーライフルで、自衛隊でも対人狙撃銃の名で採用されているスナイパーライフル。流石にボルトアクションで火力が低く扱いにくい。サバゲーみたいにドットサイトで凸スナしてもいいが、意外と当てにくい。
- SVD 敵スナイパーライフルがよく使う銃。あまり精度がよくないような気がする。標準でついているスコープが死ぬほど見にくい。やっぱ西側光学サイトが優秀である。
マシンガン
- MK46 拡張性が高く、フルオートでぶっ放して火力でゴリ押せる。スコープを載せて意外と狙撃できる。ベルトリンクのため、リロードに時間がかかるのが注意。
- PKM 7.62mmを使う機関銃で、とにかく威力の高い弾をバラまける。が、拡張性はゼロで、光学サイトすらつけられない上、アイアンサイトは見にくいため、とりあえずばら撒くような使い方になる。また重量があって取り回しも悪い。しかし、威力の高さから意外と使える銃だ。
とりあえずメインウェポンのみ紹介した。これだけ豊富な銃があって、リアルなカスタマイズができるんだから、おもしろい。なお、ゲームについてはまだベータ版で、敵AIもポンコツだし、敵に1発撃たれたら死ぬし、ソロプレイだと自分しか味方がいないし、相手が妙に強くて理不尽だったり、ゲームモードも少なくてまともなFPSに比べたら面白くはないし、常にクソゲーとの間にいるけれど、ミリオタ仲間と遊ぶにはいいんじゃないですか。