多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

Nikon AF-S MICRO NIKKOR 60mm F2.8g EDを買ったぞ

 新しくレンズを買いました。中古ですが。千葉県は外に撮りに行くところがない上、コロナで遠出もしづらいので、日常からカメラを使うようにしたいと思い、マクロレンズをかいました。といってもFマウント用のマクロレンズは選択肢が少なくてですね。EFマウントとかであれば、SIGMAのカミソリマクロこと70mm F2.8 DG MACRO Artという最上の選択肢があるんですが、Fマウントは機械絞りということでラインナップにないんですよね。そうなると、Nikon純正レンズか、タムキューことTAMRON 90mm F2,8 MARCOくらいしか選択肢がない。タムキューは新旧モデルがあり、新モデルはちょっとたかい上、TAMRONの色味は苦手。旧モデルは安価で人気なのですが、AFも遅く、流石に嫌ということもあり外れました。

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 最終的に選ばれたのは、Nikon af-s micro nikkor 60mm f/2.8g edというマイクロレンズ。2008年発売ということですでに13年前のモデルであり、既に生産終了品となってしまっているんですが、何気にクリスタルコート採用のレンズであります。また、Nikon純正ということもあり、AFも高速という評判でした。マップカメラで35800円だったので、買ってしまいました。まあレンズなんて売っても価値がそんなに落ちないのでセーフ。ましてや現行品で60mmマクロが新発売されたとかでもないので、価値もそう下がらないでしょう。

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 前玉は小さめ。レンズ径62mmでそこまで大きくもないのですが、レンズの前玉は更に小さい。迫力はなく、ちょっと寂しい。でもそれとは裏腹に、重量感はそれなりにあるので、レンズとしてはいいモノなんだろうなと言う気がします。マクロレンズマクロレンズじゃないレンズで撮ったのでちょっと遠いですが。

 花でも撮りに行きたいと思ったのですが、いまいちそういう場所も千葉に存在せず、東京ドイツ村とかマザー牧場に一人で行く勇気もなかったため、結局家で物撮り。

 せっかくなので、セリアで買ってきた黒い厚紙とダンボールを使用して、物撮り用の背景を作って撮ってみました。思ったより厚紙だと光が反射しちゃいますね...。でも普通に撮るよりはマシ。

 せっかくなので今持っているレンズを撮ってみました。

 

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  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art。一眼レフ用標準ズームレンズで最高コスパレンズ。写りもSIGMAらしいシャープなもので、Artラインの名に恥じない素晴らしいレンズです。ずーっとこのレンズを愛用しており、他のレンズに買い換える気がしません。また、SGV以降のレンズはデザインが真っ黒に統一されており、非常にかっこいいですよね。流石にずっと使っているので使用感はアリ。ゴムも白けてきていますが、売る気もないので仕方ない。

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 24-105mmの前玉を撮ってみました。ピントは絞り羽根に合わせました。どうよこの迫力。スタンドライトで照明にしているので、レンズ前玉に反射しているのですが、その反射がまたいい。レンズ径82mmですよ?えぐくないですか?SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM Artと同じ径なので、大三元と同じレンズ径なのです。ちなみにNikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと同じレンズ径です。一応スペック的には小三元なんですが、とんでもねえレンズ口径です。絞り羽根もキレイでいいですよね。レンズは機械製品の中でも最高に美しいですよね。

 

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 続いて同じくSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryです。望遠枠。ちなみに今回のマクロレンズが初めてのNikon製レンズで、それ以外はすべてSIGMAで統一しているため、デザインも統一されてかっこいい。外観は樹脂多めで24-105mm F4に比べるとやすっぽい感じは否めないですが、ここはArtラインとContemporaryとの違いですね。これもなんだかんだ写りがよく、軽い上に400mmまで撮れるので便利。24mmから400mmまですきのないシステムとなっています。風景でも結構望遠レンズは出番がありますよね。

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 前玉もマクロレンズで撮影したんですが、これよくないですか。後玉までの距離があるので絞り羽根は見えないのですが、その分レンズ内部の深さが神秘的でいいですよね。なんかこう、映像の世紀的なドキュメンタリー番組のタイトルで使われてそうな画像をイメージしました。これも前玉の反射がエロティック。白い照明なのですが、コーティングの影響なのか、緑やら紫やらに変わるので、すげえいいですよね(語彙力)。

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 続いて,SIGMA dp0 Quattro。SIGMAの変態性を詰め込んだカメラで、同社の製品の中でもかなりキワモノと言えるカメラです。最大の特徴はセンサー。Foveon X3センサーという特殊なセンサーを使用し、とんでもない解像感を誇るものの、高感度に信じられ無いくらい弱く、バッテリー消費も凄まじいという、解像番長と言えるようなカメラです。これがすごいカメラでですね、どんなカメラでも出せない写真を吐き出してくれます。また、レンズもこだわりづくしで、フルサイズ換算21mmの、dpシリーズの広角担当。ちなみに、dp1は28mm、dp2は45mm、dp3は75mmと、それぞれ焦点距離別に単焦点レンズが搭載されています。dp0のレンズは広角レンズになるのですが、単焦点名がら開放F4とやや暗め。しかしその分画質がすごい。Foveonの解像度にも耐えられるレンズ設計担っていると思うのですが、MTF曲線もすごい高性能な曲線になっているし、なによりゼロ・ディストーションを謳っているのが最大の特徴。広角レンズ特有の歪みが無いということを最大の売りにしており、たしかに歪みが無いのです。

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2018年秋葉原で撮った写真。広角の広いレンズながら、歪みがないため、パース感が少なく、なんというか不思議な感覚となる写真です。

 また、dp0は本体のデザインもキワモノで、横に細長く、薄い部分にレンズがくっつき、その脇にグリップがくるというデザイン。バッテリーの熱をセンサーから遠ざけるためなのですが、これもヘンタイカメラと言われる所以の一つであると言えます。

 

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グリップにはダイヤルが2つ。ちょっと質感は安っぽい感じはしますね。右下のダイヤルにはシャッターボタンがあります。

 

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前面と背面。かっこよし。素晴らしいです。

 ついでに時計も撮影。 

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黒背景に黒い時計がクソかっこよくないですか?影になっている部分が溶け込んでいっていい。

 すっかりレンズ、カメラ紹介記事になってしまいましたが、こういう写真が撮れるのもマクロレンズのおかげ。マクロレンズ楽しいですね。家でも撮れるレンズ、良きですな。