多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

高校時代に買ったカメラたち

 自慢ではないが、今まで私は数多くのカメラを使ってきた。今やその多くは手放してしまったが、今のカメラ体制に至るまでに紆余曲折があった。今回は、その経緯について、だらだらと書き連ねていきたい。

 私が初めて手に入れたカメラは、高校1年生の時、修学旅行用に買った、オリンパスのコンパクトデジカメ、SH-60であった。こちらは、ヤマダ電機で展示品が処分価格で安売りされていたものであり、1万円弱で買ってもらったものであった。画質そのものは、センサー自体はコンデジ程度のセンサーサイズのため、解像感やノイズ耐性に関しては今の観点からすると劣る面はある。しかし、そのコンパクトなボディながら、24倍ズーム、静止画3軸手ブレ補正、動画5軸手ブレ補正という、強力な手ブレ補正、コンデジながらマニュアル露出モードがあり、それなりに本格的に写真を楽しめるカメラであった。初めてカメラを勉強するには丁度いいカメラで、放課後や土日などにバッグにカメラを入れて、色々と出かけたり、近所の公園で散歩がてら写真を撮っていたものだった。

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デザインも、オリンパスらしいクラシカルなもので、おしゃれさとかっこよさを兼ね備えていた。また、本体の剛性感もよく、持っていて安心感があった。確か一度レンズが故障し、メーカーに修理に送ったような記憶があるが、今は問題なく使用できるはずだ。

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SH-60で撮った写真は、高校時代の思い出を残した物が多く、個人的に思い入れがある。特に、24倍ズームの超望遠を生かして、富士総合火力演習や月の撮影などに活躍した。とにかく軽さ、超望遠の便利さが記憶に残るカメラであった。

 次に買ったのは、オリンパスのミラーレスカメラ、E-PL3であった。SH-60でカメラにどっぷりハマった私は、本格的にレンズ交換式のデジタル一眼がほしいと思い、なんとかして金を得て、中古で1万円程度で買ったものだ。画素数自体は1200万画素で、2011年発売のため、購入当時でも型落ち機となっていたが、使用するには十分な性能があり、マイクロフォーサーズのセンサーサイズに1200万画素という画素数はちょうどよく、思ったよりも解像感が良かったのが印象的である。

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 デザインそのものは、またもオリンパスらしいクラシカルなもの。一応チルト液晶搭載で、2011年発売ながら、こうしたトレンドは抑えていた。グリップがないため、持ちにくいという欠点があった。

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このカメラも、高校時代の写真趣味を支えたカメラであり、思い入れのあるものであったが、現在は手放してしまっている。

 高校時代に買ったミラーレスカメラはもうひとつある。パナソニックDMX-G2である。

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E-PL3をメインとして使用していたが、しかしEVFがなく、EVFのついたカメラがほしいな~という理由だけで、ヤフオクで5000円ほどで購入したものだ。画質そのものは微妙で、高感度ノイズがひどかったが、先代のDMC-G1がミラーレスカメラ第一弾で、その次のモデルなので、まだミラーレスカメラの立ち位置がはっきりしていないカメラだ。デザインとしても、一眼レフライクなもので、軍艦部にEVFがあり、しっかりグリップがあるというスタイルは、まさに一眼レフである。女流一眼というウリ文句でPRがされていたが、まさにそのとおりである。なにげにバリアングル液晶で、しかもタッチパネルであったり、ダイヤルもきちんと用意されていて、操作感は案外便利であった。ただ、動作のレスポンスはややもっさりしていて、今のミラーレスカメラみたいな快適さはない。

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とはいえ高感度ノイズの多さにあまり好きになれず、ほとんど使用しておらず、作例が少ない。

とりあえずこれらが高校時代までに買ったカメラである。どれも思い出のあるカメラだが、オリンパスの功績が大きい。写りのよさもさることながら、多彩な撮影モードや、デザインなどから、撮る楽しさを学ぶことができたと思う。

次回は大学生以後に買ったカメラを紹介する。