多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

住みたい場所

今週のお題「住みたい場所」

 住みたい場所...。どこでもいいし、既に転勤族の民なので、住みたい場所にあまり執着できないのですが、一つ言えるのは、田舎に住みたいということ。

 近年では、ごみごみした都会暮らしは嫌、落ち着いた田舎に住みたいという人も増えていると聞きますが、私は生まれも育ちも、関東の人間からすれば田舎と言われるような地方都市であり、むしろ都会は慣れません。今でこそ、千葉県のなかでも田舎と言われるような地域に住んでいるものの、私の感覚としては十分都市部という印象であり、生まれ育った田舎とは似て非なる地域です。

 都市で嫌になるのは、とにかく人の多さや交通量の多さで、土日などになると道はどこかしこも渋滞になり、観光地では他県、特に都内ナンバーの観光客が多く、うっとうしく感じます。私はひとりでドライブや写真撮影に行くのが好きなので、こういった人の多い地域にはうんざりします。

 あとは人の民度の悪さといいますか、交通マナーが悪かったり、住宅で騒音を出したり、迷惑な人が多いように感じます。まあ単純に人口が多いので、その比率自体は田舎も都市部も変わらないとは思いますが、田舎では住民間のコミュニティが強いので、そうした人は自然と少なくなりますし、人口も少ないので、迷惑な住民に遭遇する確率は低くなります。個人的にムカつくのは爆音マフラーの車両で、これがうるさくて仕方がない。夜中とか勘弁してくれ!ZC33Sというスポーツハッチに乗っていますが、うるさいマフラーは嫌いです。正直さっさと規制してほしい...。しかし規制を強めても、古い車は当時の規制が適用されていたり、マフラーを改造して爆音仕様にしている車両もあるので、うるさくする人は何と言われようとうるさくすると思います。北関東のヤンキーの多い地域では多いのでしょうが、千葉でもヤン車が多く、イラつかさせられます。

 あとは風景のつまらなさというところでしょうか。都市部ではあらゆるところが開発され、住宅、商業施設、ビルが多く、自然が残っている風景は少ないです。千葉でも房総半島の先っぽは自然が多いといわれますが、ゆうても都内からの観光客が田舎的風景を求めて訪れるため、やはり自然な雰囲気ではありません。千葉にある、首都圏に最も近い棚田風景と言われる大山千枚田も、私個人の感覚としては、都内からの観光客を主に相手にしているという印象が強く、あまり生活感のあるリアルさがなく、心揺さぶる田舎的風景とは思えません。もちろん、こうした棚田の維持は大変だとは思いますが、都会からの注目も浴びず、これよりさらに厳しい地形、自然環境で棚田において農業を頑張っている地域もあるので、都市部の人間から注目を得られているだけでも十分恵まれていると思います。個人的に思うのですが、ここの大山千枚田ではどれだけの農業収入があるのでしょうか。立地条件はそれでも悪いとは思うので、農業収入は大変なものだと思います。あとは農家レストランとかの6次産業化や、棚田オーナー制度で支えられている面が大きいのではないでしょうか。都市部からの注目を得にくい、全国各地にある田舎では、なかなか困難だと思います。

f:id:Nikon_sigma:20210705010951j:plain

少なくとも私の生まれ育った地域では、ここより厳しい自然環境、就労人口、土地条件で生活のために耕作を行っている地域が確実にあります。こうした地域では、その景色の随所にリアリティがあり、生活感があります。また、中山間地域も多いため、山間部での耕作風景は自然の美しさや厳しさを感じさせられます。四季を感じられる良さがあります。

今、私が住んでいるのは3か所目になり、今まで住んできた中では都市部に位置していますが、やはり関東の都市部は肌に合いませんね。できれば田舎に住みたいものですね。