多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

星撮りしたい

 最近星を撮りたい欲が高まっています。昨年枝折峠に滝雲を撮りに行ったとき、到着したのが夜間だったのですが、そこで見た星空がすごく綺麗で、とても印象に残っていることから、またこういった星の写真を撮りたいと思うようになりました。

f:id:Nikon_sigma:20210828220015j:plain

f:id:Nikon_sigma:20210828220043j:plain

 この星の量すごくないですか?思わず同乗していた友人に、「おい、星すげえぞ!」と声を上げてしまいました。しかし、悔やむべくはレンズがSIGMA 35mm F1.4 DG HSM Artというレンズで、写りとレンズの明るさは星撮りに有用ではあるものの、しかし35mmという焦点距離はやや狭く、もっと広いレンズならばさらにダイナミックな星景写真が撮れたんじゃないかと思っています。

 そこで、明るい広角レンズを手に入れ、更には赤道儀も導入して、ガチで星景写真に力を入れ、枝折峠で見たような星空を、満足いく出来で撮りたいのです。

 レンズについて、候補はSIGMA 20mm F1.4 DG OS HSM Artが最有力。同社 14mm F1.8 DG OS HSM Artが星撮りでは有用なレンズだと思うので、悩ましいところだが、14mmだと広すぎて構図がハマらないんじゃないかというのと、F1.8っていうのが寂しい。しかし、14mmは王道だと思う。しかし、20mmのほうが比較的安価で、十分な広さと、構図の扱いやすさがある。dp0 quattroが換算21mmで、旅行スナップにも使える便利な画角で、割と気に入っていることから、星撮り以外でも十分使えるのが魅力。ま、そもそも星撮り用に買うんだろ?と言われれば14mmが安牌なのかもしれないが。

 あるいは14-24mm F2.8の大三元ズームも選択肢の一つにはある。ただ、やはりF値の暗さが気になる。とはいえ14mmから使えるズームレンズというのは、構図を作る上で便利なのは間違いない。

 あとは、赤道儀を導入したいと考えている。上記の写真でも一応天の川は写っているものの、シャッタースピード的にこれが限界で、これ以上シャッタースピードを長くしようとすれば星が流れてしまうため、より明るく、天の川をくっきり写すにはもっと長く露光するしかない。ならば赤道儀だろうと。

 しかし、ポータブル赤道儀のうち、安価なものでは、フルサイズ一眼レフ+重量級広角レンズでは耐えられない。そのため、赤道儀に求めるスペックのうち、もっとも重視するのは耐荷重。とはいえこの耐荷重はアテになるのだろうか。Feiyutechの3kgまで使えるというジンバルにD810ろ24-105mmを使ったら全く耐えることが出来ず、カメラが下を向いてしまった。赤道儀ならどうなのかはわからないが、この耐荷重はやはリアル程度余裕がないと行けないと思っている。3kgまでというものなら現実的にはミラーレスか、APS-Cエントリーレフ機でないと厳しいだろう。私の場合、5kg程度の耐荷重あれば余裕だろう。

 候補はケンコーのスカイメモS。アマゾンにて微稼働雲台込で4万円程度。あるいは、赤道儀では最も有名なビクセン製のポータブル赤道儀のポラリエでも、フルサイズ一眼レフ対応セットを使えば、耐荷重6.5kgまで増加し、十分私の使用環境でも扱えるものとなる。価格も4万7千円で、高すぎず安すぎず。品質としては、ビクセンなので安心か。なにより軽量なのが強みで、カメラバッグに突っ込んで持ち歩けるサイズというのはいい。スカイメモSは見た感じそれなりのゴツさがあるため、どうしても持ち歩きには苦労することになる。

 合わせて10万円程度の予算で考えている。多少レンズなどを売れば資金にもなる。年内に購入し、来年から稼働させていきたいと考えている。