多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

【実物】グロック19用 サファリランド 7377ALSホルスターを買った。

 秋葉原といえば、ヲタクの聖地。

 アニメ、萌えの集積地となっており、アニメイトなどといったアニメグッズ系店舗のみならず、メイド喫茶などのサブカル系の聖地となっている。

 しかし、我々ミリタリーオタクからすれば、ミリタリーショップが集う場所でもある。

 末広町駅付近の交差点には、レプマート、ECHIGOYA、41PX、MILFLEAKS、S&Grafといったミリタリー系のショップが立ち並び、サバゲーを始めるなら何でも揃う街になっている。

 こういったミリタリー系ショップの中でも、特におすすめしたい店がある。それが、WillyPeet東京店である。ここは、サファリランド専門店と言ってもいいほど、数多くのサファリランド製ホルスターを取り扱っている、正規代理店である。

 かつて憧れとされていた実物サファリランドホルスターの入手ハードルを下げ、日本においてサファリランドホルスターを普及させた立役者と言ってもいいだろう。

 場所は秋葉原駅昭和通り口国道4号線沿い。ちょっとわかりにくいビルの中ですが、西川パーキングビルと書かれた白いレンガ調のビルの4階にあります。

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レプマートなどが並ぶ交差点とは線路高架を挟んで反対側で、例の交差点からは少し離れていますが、歩いても十分近い距離です。

 この店の見せ場はとにかくサファリランド製ホルスターの品揃えの多さ!ありとあらゆる種類、対応銃のホルスターを取り扱っています。また、左利き用ホルスターも数多く取り揃えており、左利きの人や二丁拳銃したい人も嬉しい品揃え。

 また、店員さん(店長だった)がとても気さくな方で、色々とホルスターをサンプル用のトイガンや、手持ちのエアソフトガンを持ち込んで試用できるため、ちゃんとハマるかどうかといった不安を払拭した上で購入することができます。ここで取り扱うホルスターはあくまで実銃用に作られたものなので、エアソフトガンでは一部適合しないものもあります。東京マルイガスブローバックハンドガンだと、昔の製品だと実銃より幅の広い物があり、実銃用ホルスターには適合しない場合があります。こうした合う合わないや、個体差による相性を購入前に試してから購入できます。また、店員さんの知識量が豊富で、話していても面白いですし、安心感があります。あやふやな答えはされないため、安心感を持って購入できるかと思います。

 もちろん私も買ってきました。サファリランドホルスターを。

グロック19用の実ホルスターがほしかったため訪問しました。ALSロック付きのもの。ALSとは、サファリランド同時のロック方式で、エジェクションポート付近をロックし、ロックを解除するためのレバーは親指で操作するというもの。BLACKHAWK!社製のSELPAホルスターが廃れたのには、ロック方式がネックであったとも言われています。SELPAは人差し指でロックを解除するのですが、解除した勢いで人差し指がトリガーガード内に入ってしまい、そのままトリガーを引いて自身の足を撃ち抜くという事故が発生したのです。こうした安全性の問題から、親指で操作するALSが普及したのでしょう。ロックの確実性は素晴らしく、ホルスターを降っても銃本体が落ちることはなく、かなりブレやガタツキの少ない物となっています。

 予算1万円で候補に上げてもらったのは、7377ALSホルスターと、6378ALSホルスターホルスター。いずれもライト対応で、TANカラーのもの。両者の違いは明白で、前者のほうが性能は高いです。7TS と呼ばれるサファリランド独自のナイロン樹脂を使い、とにかく強度が高い。店員さん曰く、車で踏んでも壊れないとのこと(実際に試したらしい笑)。また、軽量なのも装備品としては強みです。一方で、質感としては安っぽく、デザインもフラットなものなため、少し味気ない。同社製6004SSのカイデックスホルスターと比べると、少しおもちゃのような雰囲気で、中にスウェードもありません。これで8470円。

 後者は7377と比べて古いモデルで、6004SSと同じカイデックスを使ったホルスターで、中にスウェードがはられています。耐久性としては7TSに少し劣り、特に熱には弱いとのこと(言ってもアフガンやイラクなどの灼熱の大地でなければ大丈夫だが)。でも、質感は高級感があり、ライトが入る部分は丸く浮き出ていたり、やや無骨なデザインでかっこいい。ALSのロック音はこちらのほうが大きめ。

 店員さんからは、「性能を考えると7377がおすすめ。ただ、やはりデザイン面で6378を選ぶの人もいる。M16が登場当時近未来的なデザインでなかなか受け入れられない気持ちがわかる」とのこと。ここでしばし悩む。

 が、しかし、金額も少し安価であり、ミッドライドのベルトループを買う必要もあったのと、性能的に上回るということもあり、7377ALSホルスターを買いました。

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 すでにミッドライドのベルトループを取り付けで、ガンファイターベルトに付けた状態ですが...。グロック19にピッタリのサイズ。サファリランドなので当然ですが。明るいサンドカラーで、少し安っぽさはありますね...。ベルトはコヨーテなので、少し浮きます。こんな安っぽい質感ですが、従来のカイデックスより強度が高いというのですからすごい。更に軽いですしね。

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 純正では、こういったベルトループが付属します。割とコンシールドキャリー的なホルスターであるため、あまりローライドやミッドライドは重視されていないのかも。しかし、プレートキャリアを着ていると、あまりホルスターの位置が高いと引き抜くときにプレートキャリアに手があたってしまいます。ミッドライドあたりがプレートキャリアを着用した状態での使用で丁度いいのかもしれません。

 今回はQLSは買いませんでした。QLSをつけると身体から遠くなってしまいますので、あえて。ただ、今持っている6004SSにはQLSがついているので、パネルを付け替えて使えるようになるとはいいかなーと思います。 

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 銃を抜いた状態。ホルスターのパドル側に黒いレバーがあると思いますが、ここを親指で撫でるように下に下げることでロックが外れ、銃を引き抜くことができます。はじめは戸惑うかもしれませんが、トリガーに指がかかることはないですし、スムーズに抜くことができます。このロック自体はエジェクションポートでロックをしているので、ライトがなくてもロックが利きますので、ライト対応を買っておくのがお得かと思います。SLSのほうがハンマーもカバーできまるので安心家は高いですが、グロックはストライカー式ですし、まあいいんじゃないでしょうか。SLSだとロック解除にワンテンポかかりますからね。あとSLSは高い。SLSとALS両方あるホルスターなんかは安心感がすごそうです。SLS外れてもALSが生きているので、すごい。

 ま、使うのは所詮トイガン。レプでも、2000円くらいで売ってる樹脂製のよくわからんホルスターでも十分かとは思います。安物と実物の大きな違いは耐久性とホールド制ですが、かなりハードな環境じゃないとすぐに壊れるということはないのではないでしょうか。ただ、転んだり、ぶつけたりしたら壊れるかもしれないですし、経年で壊れるかもしれません。長く使えると考えると、実物サファリランドはありだと思います。実物っていっても8千円くらいなので、ミリタリー趣味からするとそこまで高いものではありません。また、所有欲も満たされるし、買ってよかった!となれる気がします。

 とりあえず、WillyPeetの店舗に行ってみて、色々話を聞いてみてはいかがでしょうか。