多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

現像がおゎらない

 土日かけて撮ったスーパーGT 公式テストの写真の現像が終わりません。

 今日仕事から帰って終わったのが150枚。全く終わりが見える枚数ではありません。商業ではないので、別に納期に追われるわけではないのですが、こういうのってできる限り新鮮なうちに現像したほうが印象に残るし、多分いまやらないとずっとやらずに放置するわけで。

 今週中に終われば良しとしましょう。

SUPER GT 公式テスト@富士スピードウェイに行ってきた感想

 富士スピードウェイで行われたSUPER GT 公式テストの観戦に行ってきました。3/26、3/27と、二日間行われ、両日ともに、午前と午後各2時間ずつ、1日4時間でトータル8時間GTマシンが走行するという、結構アツいスケジュールになっています。

 26日の午前3時に千葉を出て、下道で富士スピードウェイへ。さすがに夜中でしたので、道は空いていました。国道246号線。Route 246という乃木坂46の曲がありますが、なぜ国道246号前が曲名になったのでしょうか?曲自体は小室哲哉コラボの曲で、個人的には好きな曲です。

 26日。天候は午前は曇り時々小雨。午後から本格的な雨となりました。せっかくシーズン開幕前のデータ収集の最後のチャンスだというのに、ウェットコンディションでは期待通りに収集ができません。前日金曜日と週明け月曜日は晴れマークなのに、週末だけ雨予報なのでした。

 まだ写真を現像していないどころか、PCへ取り込みすら終わっていないので、写真はアップできませんが、文章だけで記録として書いていきます。ちなみに、1日目で200GB弱、2日目で300GB弱撮影しました。とんでもない量です。2日目はすべてのメモリーカードを使い切りましたとさ。多分毎日仕事帰りにコツコツ現像しても1週間はかかるでしょう。ちゃんと3600万画素のRAWで撮りましたw。ま、流し撮りのボツが多いので、実際は大した枚数はありません(泣)。 

 富士スピードウェイは、個人的にコーナーの少ない印象で、あっても比較的高速で抜けていくところが多く、撮影に苦しむところというイメージが有りました。実際、ダンロップコーナーまでは、ハイスピードで抜けていく箇所が多く、それも撮影ポイントとしては微妙なコーナーが多いなど、正直写真を撮って絵になるのは限られているなと感じました。ADVANコーナー、ダンロップコーナー出口、GRスープラコーナーで撮影しました。個人的にはGRスープラコーナーが一番楽しかったです。

 GRスープラコーナーは上り勾配のコーナーとなっており、またコーナー侵入から脱出まで幅広く撮影できるため、コーナーに侵入するマシンを正面から撮ったり、コーナーを立ち上がっていくマシンを後ろから撮ったりなど絵作りの楽しさがありました。また、撮影ポイントとしても、二重フェンスではあるものの、フェンス間の距離が近く、フェンスを消しやすい上、カメラマンホールも多く設けられていて、フェンスの影響を受けにくいポイントでもありました。ただ、コース側のフェンスは網が太めで、写真としてはどうしても暗くなってしまいますし、完全にフェンスを消すことはできませんでした。土手からコーナーを撮影できるのですが、結構広く設けられていて、混雑するということはありませんでした。

 2番めはダンロップコーナーから11コーナー。アングルとしては、上から撮るか、フェンス手前まで下がって、カメラマンホールから撮るか。個人的には下まで下がって撮ったほうが絶対に絵として映える。迫力が違います。作品としては、個々の写真が一番良く撮れたと思います。ただ、いかんせん撮影ポイントとしては狭く、しかも人気な場所なため、結構混雑します。フェンス手前のカメラマンホールを抜ける位置は限られており、アングルの取り合いになりますし、土手上も、通路分の幅しかないため、収容人数はおおくありません。また、土手上から取るには、脚立がほしいです。ちょっとフェンスが車体に被るんですよね。ただ、画作りの幅としてはワンパターンになりがちです。撮れる絵は迫力があっていいのですが、同じ絵になって、そのうち飽きそう。でも絵はいいんだよな。

 ADVANコーナーは個人的にはイマイチで、600mmでは絵にならない。テレコンとかつければ話は変わるのかも。グランドスタンドからも近く、スピードも遅めなので、流し撮りのはいいのかも。私は流し撮り下手くそなので無理。

 しかし、雨というのがいいのやら悪いのやら。水飛沫上げて走るのも絵にはなるけど、光量としては暗くなるので、ちょい曇りくらいが個人的に好き。アスファルトの黒さが引き締まり、マシンのカラーリングがより引き立つので。

 持ち物としては、やはり雨予報ということで、雨具は必須。26日は風も強かったので、傘だと飛ぶのと、後ろの人のじゃまになる、撮影がしんどいというデメリットづくめ。あとはカメラの雨対策。レインカバーがベストだが、ビニール袋を加工して代用。便利ではないけど、安くて、手軽に作成でき、かさばらない。どこでも手に入るなど、利便性は高い。雨もある程度しのげてよい。踏み台も買ったが、いらなかった。ダンロップコーナーの土手で撮るなら欲しいが、それ以外ならいらんかった。邪魔で仕方なかったので午前中で車にしまった。予備バッテリーは2つはマスト。3つあれば安心。SDカーはトータル300GB弱あったが、全て使い切った。64GB がもう一枚あれば余裕。

 一脚も、あってよかったと思う。構図に制限は多少かかるが、安定感も抜群に増し、腕も疲れにくい。これはまじであってよかった。周りも一脚使いは多く、超望遠域のレンズを使っている人は殆どが使っていた。

 しかし、公式テスト楽しかったですね。SUPER GTのコアなファンか、カメラマンが殆どで、浅い観光客も少ないので、飯やトイレもこまないし、撮影地もそこまで混まない、何より車の渋滞がないし、駐車場に困ることもない。それでいて、かなり長い時間走行を見ることができ、大満足である。今回は、自身の撮影のテストという意味合いで参加したが、今年は富士スピードウェイで行われる大きめのモータスポーツイベントもたくさんあるので、できる限り足を運びたいと思う。

 

民法改正

今年4月1日から、民法が改正され、成年年齢が18歳に引き下げられます。
これにより、18、19歳の、未成年者と呼ばれていた層が、親権に属することなく、法律行為を行うことができるようになり、車の購入やクレジットカードの作成といった、これまで20歳以上出なければできなかったことが出来るようになるわけです。
ただ、タバコや酒と言った意味での未成年であることには変わりないのでご注意を。
しかし、これは大きな変化だと思います。従来、18歳や19歳の層は、単独で法律行為を行うことが出来ず、本人及び保護者による取消権が行使できる年齢にありました。つまり、子供がやった事だから...と親が法律行為を一方的に取り消せるのです。だから車販売店とかも未成年に販売する際には親の同意書を求めたりしてきたわけです。
しかし、民法の成年年齢が引き下げられることは、18、19歳でも法律行為を行うことができるようになり、同時に取消権は無くなるということになります。明らかに無茶な契約だろとか、払えないだろという契約でも、有効になってしまうのです。
18歳といえばまだ高校生もいますし、高校出たばかりの年齢の人がほとんどです。こうした年齢の人達に、判別が着くでしょうか。冷静さや知識があれば、防げますが、それの乏しい少年に、その責任を負わせるのでしょうか。
自由というのには責任が伴います。成年年齢が引き下げられるからと言って、無茶な契約とかをしないように気をつけてほしいですね。

懲りずに飛行機撮影

 また懲りずに成田空港周辺で飛行機とってきました。安定のひこうきの丘。結構風が強めで、揺れる機体もあったり、着陸時は向かい風になるような運用がなされるのですが、先週と比べてもかなり侵入速度が遅かったです。

 先週は、いまいち歩留まりが悪く、手ブレ、ピンぼけ、ノイズ感多めと、イマイチな出来栄えでしたが、今回はその反省を生かして撮影しました。

 まず、一脚を導入しました。SLIKのカーボン製一脚がメルカリ出やすかったので購入。SLIKカーボンポッド392 FL Nというやつ。カーボン製で軽い割に、150-600mmSportsを支えてくれるタフなやつ。雲台がないため、真下から仰角をとって撮るには向いていませんが、少し後ろに下がって横から撮る角度であれば問題ありません。一脚があるだけで安定感がかなり出て、縦方向のブレが随分減り、手ブレが収まったタイミングでシャッターを切るという苦労は随分なくなりました。

 また、AFモードも変えました。D810で、AF-Cなのは変わりませんが、前回は9点AFでしたが、今度は3DAFモード。狙った被写体を捉え続けてくれる便利なやつ。でも精度は曖昧な時があるのと、狙ったところを捉え続けてくれるわけではない。ので、車の流し撮りでフロントグリルに合わせ続けるとかには向いていないのかも。でも飛行機撮影ならば、先週と比べてピントの歩留まりはかなり上がりました。

 また、先週は日和ってISO500、SS1/2000とかでとっていましたが、今回はISO320、SS1/1000くらいで撮影しました。これにより、飛行機にノイズが乗ることも減りました。ISO500なんて大した感度ではないはずなんですが、飛行機みたいに明るい空がバックにあると、ノイズが乗りやすいように感じます。実はISO320でも若干のっていますが、これ以上はどうしようもない。雲ひとつない快晴であれば、ISO100にできたかもしれませんが、動体ブレで解像度を落としたくはないので。

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先週は見られなかったスイス航空のB777。機首側面のSWISSの文字と垂直尾翼のスイス国旗が、シンプルでスイスらしい堅実なイメージでかっこいい飛行機だと思います。

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アメリカン航空B787垂直尾翼星条旗が洒落てます。アメリカみを感じますね。USA!

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アトラス航空のB747です。貨物機です。真っ白!機種下方にOperated by ATLUS AIR Inc.の文字があるくらい。4発エンジンの機体も随分と減りました。4発エンジン、長い鼻先、ウイングレットと、やっぱB747は気合の入りようが違いますね。自分が初めて飛行機に乗ったのが高校1年生のとき。シンガポール航空A380で、こちらもオールダブルデッカーの巨大な旅客機でしたが、B747もやはり迫力があってかっこいいですね。B747は旅客機としてはほとんど運用はないでしょうし、A380も徐々に数を減らしているらしいので、こうした大型機は減っていくのでしょうか。少なくとも、コロナ禍においては、大型機の必要性も減っているでしょう。

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R2-D2仕様のANAB787。お初にお目にかかります。せっかくのラッピング機体なのにカメラがポンコツでバッファいっぱいになりやがったので、正直ミスりました。

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エティハド航空B787。これもスペマ機らしいです。金色ベースの機体に花柄がおしゃれ。垂直尾翼幾何学模様もかっこいい。今回撮った中で個人的には好きな機体です。

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なんか黒いのが来たなと思ったらベトナム航空のA350。先週撮って以来、A350がお気に入りです。伸びやかな主翼と、尖ったフォルムの機首がかっこいいです。ベトナム航空のカラーリングもいいですね。帰り際に、ランチェンしていたようで、離陸していく機体が撮れました。ラッキー。

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やや撮り尽くした感のあるANA B787。でもやっぱりB787はかっこいいですね。ANAの青と白のカラーリングも爽やかで好きです。B787は、主翼のしなりが大きくて、正面から見るとそれがよくわかります。細くて長い主翼を大きくしならせながら飛んでくるのは迫力を感じます。また、エンジンカウルにあるロールスロイスのエンブレムもいいですね。B787はGEとロールスロイスを選択できるようですが、誇らしげにロールスロイスANAはエンジンメーカーのロゴをカウルに記載するようですね。

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ANA スターアライアンス仕様のB787。打って変わって黒と白のカラーリングもかっこいいですね。この日はいろんな仕様の機体が目白押しでした。

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最後は王道をゆく、日本航空。フラッグシップキャリア、JALです。といってもカラーリングも白と赤でシンプルで、あまり面白みはないですが...。でもなんだかんだ日本の航空会社といえばJAL日本航空ですよね。

 

まとめ

今回は、天気はやや雲が多かったものの、飛行機撮影に対する練度の向上や、一脚の導入、新たなAFモードの使用といった、新機軸の採用により、先週と比べ、ずいぶんクオリティが上がったように感じます。また、飛んでくる機体も、ランチェンもギリギリまでせず、数や種類が多いだけでなく、スペマ機が多くて楽しかったです。旅客機撮影は、戦闘機みたいな派手な機動はないですが、航空会社や機種、カラーリングの種類が豊富で、しかも成田空港ならひっきりなしに着陸してくるため、全く飽きません。ひこうきの丘自体、公園のようになっているので、子供連れでも楽しめる場所だと思いますし、アクセスもよく、駐車場も完備しているため、暇な休日に家族で来るのも楽しい場所だと思います。

夏タイヤどうする

  ようやく春が来そうなので、車のタイヤを夏タイヤに変えようと思ったのですが、ベランダに置いてあるタイヤを見ると、釘が刺さっておりました(泣)。幸い空気が抜けている感触はなさげですが、流石にこのまま履くわけには行かず、パンク修理もできますが、あくまで応急処置。溝もないので、いよいよ夏タイヤを新調する必要性がでてきました。

 しかし、ZC33Sの純正サイズ、195/45R17はあまりに設定が少なく、一応大手メーカーのスポーツ系タイヤはあるものの、金欠極まっており、なかなか手が出せない。ミシュラン PILOTSPORT4で7万円超。流石に高い。

 これを、205/45R17で幅を少し太くすれば、選択肢も随分と増えてくる。幅が大きくなれば価格も高くなるが、そもそも安価なタイヤが増えてくるので、トータルではやすくなるのだ。

 が、アジアンタイヤは履きたくない。前車を買ったときに履いていたのがサイロンというインドネシア製タイヤ。これがひどい代物で、乗り心地最悪、ロードノイズが大きすぎて気持ち悪くなるような代物である。今では随分とアジアンタイヤも市民権も得られているようだが、残念ながらまだ手を出そうとは思わない。

 しかし、国産でも、TOYO TIREなら安い。TOYOブランドでは、プロクセススポーツ。スポーツコンフォート的タイヤで、POTENZAADVAN,PILOTSPORT4ほどのグリップや剛性はないだろうが、しかしエコタイヤなどに比べればマシだろう。千葉は攻めたい山もないし、どうせどこいっても渋滞アンド渋滞で、ワインディングに行ってもちんたら走るサンデードライバーばかりなので、ハイグリップタイヤ履いても無駄になるだけと考えれば、選択肢としては現実的である。これなら4本でも5万円以下。安い。

 あとはNITTO NT555 G2。これもスポーツコンフォートタイヤ。これもTOYOの海外ブランドである。エコタイヤに比べたらマシなタイヤというイメージだが、果たして?

 そもそも205/45R17がZC33Sに履けるのか?同じインチ、扁平率で幅が太くなれば、当然変わるのは外径。外径が若干大きくなる。そうなると、メーター誤差が生じてくるため、車検に影響してくるのだ。スピードメーターは、タイヤがどのくらいの速さで回転しているかを検知して、速度を表示しているのだが、外径が大きくなれば、タイヤが一回転する間に進む距離も長くなる。そうなると、同じ距離を同じ速度で進むにしても、タイヤが回転する回数は減り、実際の速度よりもメーター表示速度のほうが遅いなんてことにも繋がりかねず、メーター読みで60km/hで走っているはずが、実際は70km/hで走っていた!なんてことも極端な話有り得るのです。ま、そんなことは早々起きない。車検では、平成19年1月1日以降製造された車の場合は、スピードメーターが40km/hに対して、実速度は30.9km/hから42.55km/h、平成18年12月31日以前製造の車の場合は、30.9km/hから44.4km/hまでが許容範囲とされている。が、純正サイズでも、メーターのほうが実速度より速く表示されるようになっているため、多少外径が大きくなっても車検にひっかかる可能性は低いだろう。(もちろんそれを担保する根拠はない)。

 195/45R17で607mm、205/45R17で616.8mm。1cm大きくなるわけだが、1%程度しか変化はないので、おそらく大丈夫だろう。

 夏タイヤも4月から値上げなので、買うなら早めがいい。個人的にはブランド的にプロクセススポーツの方にすると思うが、あと1万出して、DUNLOPのDIREZZA DZ102を買うという選択肢もあるし、あと2万出してPILOTSPORT4も十分アリである。

 悩む。。。

 

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM買ったので紹介

 今年はモータースポーツ撮影に力を入れていこうと、今年の撮影方針を決めたのですが、持っているレンズがSIGMA 100-400mmだけであり、過去にスポーツランドSUGOSUPER GTを撮影した経験から、フルサイズで400mmでは絶対に足りないと感じておりました。

 ましてや、関東にいる間に撮りに行きたいと思っているのが富士スピードウェイであり、かなりコースと観客席と距離があるため、400mmでは絶対に足りません。

 あと、風景を撮っていても、400mmでは足りないと感じる場面も多々あり、600mmの必要性を痛感していました。

 そこで、かねてから欲しいと思っていた600mm級のレンズの購入を決めました。しかし、金もないため、100-400mmを下取り交換とし、購入することとしました。まあ100-400mmを買ったときに、いつか資金に余裕ができたら売って600mm級レンズを買おうということは決めていたので、運命でした。

 買ったのはマップカメラの通販。マップカメラでは、買取価格はワンプライス買取の対象品であれば固定であり、状態によって値下げされたりすることはない(無論故障してたり、カビや曇りがある、バッテリー等がないとなると別途見積となります)ので、予め必要となる予算がわかりやすく、一番安心して売却できます。他店とかだと、最高でいくらという表示はありますが、使用上でできる傷やレンズ内のチリで買取価格が下げられてしまうでしょうし、最高価格でいくらといっても、実際にその価格で買取されるのは、相当丁寧に使っていないと無理でしょう。

 たまたま、SIGMA 100-400mmのFマウント版が、値上がり傾向で、当時51,000円+15%下取り価格アップで、58,000円ほどで買取で、メルカリでぼったくってもなかなか実現できない価格だったので、今しかないと、売却を決意しました。なぜかEFマウント版と比べて1万円ほど高かったんですよね。マップカメラでは新品が取り寄せだったので、品薄なのかもしれません。

 さて、何を買うかが問題です。宗教上の理由で、SIGMAのレンズしか買えないので、選択肢は、150-600mmのContemporaryかSportsの二択でしかありません。 

 Contenporaryは、比較的軽量かつ安価で、サイズ感もコンパクトなため、バランスの良いレンズとなっています。

 Sportsは、防塵防滴、レンズの枚数もContemporaryと比べて多く、堅牢性と画質を追い求めたレンズとなっています。その代わり、重くデカイ仕様となっています。

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SIGMA公式サイトから引用。

重量で1Kgほど違います。Sportsで3kg近くあります。

レンズで4枚ほどSportsのほうが多いです。あと、意外とSportsのほうが寄れる仕様となっているようです。

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で買ったのがこれ。SかCのバッジ部分がボケていてわからないですが、Sportsの方を買いました。

決定理由としては、あまり迷いませんでしたが、やはり堅牢性。長く使いたいと考えており、超望遠レンズという性質上、ハードな使途も考えられるため、そう考えると、Sportsの信頼性をとりました。あと、地味に大きな違いは、直進ズームに対応しているかどうか。100-400mmでは対応していたのですが、150-600mm Contemporaryは直進ズームに対応しておらず、故障に繋がる可能性があります。この直進ズームが地味に便利で、感覚的にズームすることができるため、これができるSportsを選びました。あとはやっぱりレンズ性能。光学性能といえばSIGMAですから、これに妥協しては自分らしさがない。

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 レンズに付けた状態の写真。デカイ(直球)。とっても重いです。D810と組み合わせているのですが、カメラ本体で1kgほどあるため、全体で4kg近くあることになります。ちなみに、米軍で使っているM4カービンは3.4kgなため、筋肉ムキムキの米兵が使うアサルトライフルより重いのですw。89式も3.5kg程度です。いかにこのレンズが重いかがわかります。結構重さがきついです。手ブレの原因になります。シンプルに筋力不足です。 

 あとデカさもやばい。まず、入るカメラバッグはありません。一応レンズにレンズケースが付属していますが、レンズしか入らないため、カメラとは別に運ぶ必要があるため、実用的とは言えません。とりあえず、リュックにぶち込んでいるのですが、いつかちゃんとしたカメラバッグを買おうと思います。あと、防湿庫もギリです。横では無理なので、立てて入れています。中の仕切り棚は全部抜きました。仕切りもクソもない状態で、カメラに付けた状態では入りません。

 AFは爆速ではない...。これはUSB DOCKでカスタマイズできますし、サードパーティなので仕方ないですね。Nikonの200-500mmという選択肢もありましたが、こればっかりは仕方ない。ニコンの方は500mmまでしか寄れませんし。手ブレもあるでしょうが、いまいちピントが甘い写真があり、これはまだ技術不足や習熟不足でもあると思うので、使いこなせるよう練習していきたいと思います。

 とりあえず、成田空港周辺で、テスト撮影してきました。ひこうきの丘とさくらの山という、成田空港の離着陸を見れる有名ポイントです。正直600mmまでいらないのと、飛行機だと、大気のゆらぎやモヤで画質低下につながる事があるため、性能の発揮がむずかしい。あと、正直動体撮影が下手くそなので、まだまだ練習不足だということを痛感しました。これが、比較的被写体が距離的に大きく、地面を走る車だったらどうなのかはわかりません。そもそもD810は動体撮影に向いてないです。

 あとは筋力不足。思いレンズを上空に持ち上げる必要があるため、ずっと被写体を狙い続けるのがかなりきつい。でもサーキットなら水平以上に上げることは少ないので、まあなんとかなるかと。

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とりあえずA350セット。ブログサイズならよくみえますが、遠い状態だと、もやっていたり、ISO500で撮ったので期待にノイズがあったりするので、おやおや?ということがあります。AF自体はさすがに旅客機の着陸なら余裕ですが、フレームに収め続けるのが難しい。もっと練習しないとですね。A350も、コックピットが黒くて、パンダみたいでかわいい。

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B787欲張りセット。昔は新鋭機だ!って思っていたのですが、結構普及してますね。主翼が細く長く、着陸時のしなりが大きくて、飛んでるぞ!っという感じで好きでした。

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B777の貨物機。デカイ。ひさびさに777見ました。

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A330。赤いラッピングがキレイ。


まあ写真の紹介はともかく、感想として、

・やはり重量がきつい。

・画質はまだ未知数(レビューとしてどうかと思うが、大気の影響を受ける焦点距離の世界のため、黄砂や花粉も飛ぶ季節柄、性能発揮は難しい。)

・AFは一度迷うと迷い続ける。フォーカスリミッターもあるが、一度フォーカスリミッターの範囲の外にいると、そのリミットの外で延々と迷う。

・剛性感がいい。安心できる。

・かっこいい。

 

といった感じ。重さが際立ちます。重さで、手ブレが生じ、画質の低下につながっている気がします。三脚を使うか、筋力を付ける必要があると思います。

 とはいえ、ようやく600mnm級のレンズを手に入れたので、今月末の富士スピードウェイでのSUPER GTの公式テストを撮って来たいと思います。

 

 

 



 

 

 

近況

 年度末でクソ忙しくなっており、仕事に行きたくなくなっております。たかだか残り半月粘ればいいのですが、ヘタレな人間なので、すぐに心が折れそうになります。

 両親の偉大さが身にしみます。おそらく30年近く社会で働いているわけですが、そもそもそれだけ長く働いている事自体、すごいことだと思いますし、さぞ辛いこともあったことでしょうが、家族のため、将来のため、折れずに働いていることに、尊敬と感謝の念でいっぱいです。

 自分はまだ独り身で、守るものもないですが、車のローンもありますし、まだまだやりたいことがあります(ほぼ趣味)。そのためには金が必要で、それには働いていかなければなりません。今後酸いも甘いも経験する羽目になるでしょうし、激動の時代となるであろう今後の世界を、なんとか乗り切っていかなければなりません。

 学生時代のゼミの先生は、「卒業後、しなやかに生きて行ってください。」という言葉を残し、我々は卒業したわけですが、しなやかさというのはひとつ今後の世の中を生きる上で鍵になるのだと思います。令和になって久しいですが、新型コロナで景気は悪化、原油半導体価格の高騰、なんて行ってたらロシアがウクライナに侵略してしまいました。まさに激動の時代です。昭和の時代も十分激動の時代でしたが、令和もそうなっていく可能性は十分にあります。こうした激しい変化を伴う時代の流れの中で、旧態然とした考え方にとらわれていては世の中に対応できません。しなやかに、うまく適応し、変化に対応できる力が重要なのでしょう。

 しかし、ウクライナ侵攻は終わりは見えるのでしょうか。プーチンはいぜんやる気ですし、数の力でゴリ押し、火力で蹂躙すれば、ロシア軍も多数の死者は出すでしょうが、ウクライナ側を屈服させることはできてしまうのでしょう。しかし、経済制裁でロシア経済が干上がることは間違いなく、多くのロシア人が死ぬことになります。一度自由を味わった人々が、経済制裁でそれらを失い、苦しい生活を強いられることの不満はないのでしょうか。そうなれば、プーチン政権の寿命を縮めるだけでしょう。ロシア国民は悪くない、といえばそうなのですが、もはやプーチンを止められるのはロシア国民しかいません。そういう意味では、経済制裁も有効であると言えます。

 今のところ、ウクライナ側は徹底抗戦を貫き、都市は破壊され、多数の死者を出しつつも、かなり粘っているようですが、、、国土と国民は消耗するでしょうし、この決心には相当な覚悟があってのことだと思います。もし日本が同じようなな状況に置かれたとき、日本人はどうするでしょうか。多分徹底抗戦する決定はできないのではないでしょうか。むしろ、新しい支配者のもとで、なんとか生きる術を見つけるという方法を探るように思えます。でも結局こういう決断に正解はありません。抗戦せず、すぐに屈服すれば、戦闘は少なく済み、それに伴う破壊や殺戮は少なく済むでしょう。反対に、抗戦すれば、破壊と殺戮は避けられません。しかし。屈服すれば、虐殺され、蹂躙される未来が待っているかもしれませんし、相手国に併合された場合、少なくとも劣等民族的な扱いは免れず、それまでの自由は失われるでしょう。そうなったら、抗戦して、国際社会に訴えかけ、少しでも生存の確率を高めるという決定にも理解はできます。これはわかりません。しかし、ウクライナの場合、相手がロシアなので、抗戦したほうが生存の確率が高いと考えたのでしょう。シベリアで強制労働で死にたくはないでしょうし...。

 しかし、今回の戦争で、国際社会の対応というのがよくわかりましたね。武器弾薬はくれるけど、誰も他国のために自国民の血を流したくはない。しかもそれが核保有国であるなら尚更。国連安保理は相変わらず役不足です。しかも常任理事国が当事者なのですから、もはや機能不全です。常任理事国を止める仕組みがない。これで戦争を止められるはずがない。日本も他人事ではないです。隣国の大国は常にやる気でしょう。憲法9条があれば大丈夫などとのたまう人がいますが、そんなものは無意味でしょう。また、米軍がいるからとて、米軍単独で戦うことはないでしょう。なぜアメリカ人が日本のために死ななければならないのかという考えはあるでしょう。さすれば、自衛隊もそれ以上に死ぬ気で国を守ろうとしなければ、アメリカも力は貸してくれないのではないかと思います。

 まあ何はともかく、平和な世界になることを祈るしかできません。