多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

SUPER GT 公式テスト@富士スピードウェイに行ってきた感想

 富士スピードウェイで行われたSUPER GT 公式テストの観戦に行ってきました。3/26、3/27と、二日間行われ、両日ともに、午前と午後各2時間ずつ、1日4時間でトータル8時間GTマシンが走行するという、結構アツいスケジュールになっています。

 26日の午前3時に千葉を出て、下道で富士スピードウェイへ。さすがに夜中でしたので、道は空いていました。国道246号線。Route 246という乃木坂46の曲がありますが、なぜ国道246号前が曲名になったのでしょうか?曲自体は小室哲哉コラボの曲で、個人的には好きな曲です。

 26日。天候は午前は曇り時々小雨。午後から本格的な雨となりました。せっかくシーズン開幕前のデータ収集の最後のチャンスだというのに、ウェットコンディションでは期待通りに収集ができません。前日金曜日と週明け月曜日は晴れマークなのに、週末だけ雨予報なのでした。

 まだ写真を現像していないどころか、PCへ取り込みすら終わっていないので、写真はアップできませんが、文章だけで記録として書いていきます。ちなみに、1日目で200GB弱、2日目で300GB弱撮影しました。とんでもない量です。2日目はすべてのメモリーカードを使い切りましたとさ。多分毎日仕事帰りにコツコツ現像しても1週間はかかるでしょう。ちゃんと3600万画素のRAWで撮りましたw。ま、流し撮りのボツが多いので、実際は大した枚数はありません(泣)。 

 富士スピードウェイは、個人的にコーナーの少ない印象で、あっても比較的高速で抜けていくところが多く、撮影に苦しむところというイメージが有りました。実際、ダンロップコーナーまでは、ハイスピードで抜けていく箇所が多く、それも撮影ポイントとしては微妙なコーナーが多いなど、正直写真を撮って絵になるのは限られているなと感じました。ADVANコーナー、ダンロップコーナー出口、GRスープラコーナーで撮影しました。個人的にはGRスープラコーナーが一番楽しかったです。

 GRスープラコーナーは上り勾配のコーナーとなっており、またコーナー侵入から脱出まで幅広く撮影できるため、コーナーに侵入するマシンを正面から撮ったり、コーナーを立ち上がっていくマシンを後ろから撮ったりなど絵作りの楽しさがありました。また、撮影ポイントとしても、二重フェンスではあるものの、フェンス間の距離が近く、フェンスを消しやすい上、カメラマンホールも多く設けられていて、フェンスの影響を受けにくいポイントでもありました。ただ、コース側のフェンスは網が太めで、写真としてはどうしても暗くなってしまいますし、完全にフェンスを消すことはできませんでした。土手からコーナーを撮影できるのですが、結構広く設けられていて、混雑するということはありませんでした。

 2番めはダンロップコーナーから11コーナー。アングルとしては、上から撮るか、フェンス手前まで下がって、カメラマンホールから撮るか。個人的には下まで下がって撮ったほうが絶対に絵として映える。迫力が違います。作品としては、個々の写真が一番良く撮れたと思います。ただ、いかんせん撮影ポイントとしては狭く、しかも人気な場所なため、結構混雑します。フェンス手前のカメラマンホールを抜ける位置は限られており、アングルの取り合いになりますし、土手上も、通路分の幅しかないため、収容人数はおおくありません。また、土手上から取るには、脚立がほしいです。ちょっとフェンスが車体に被るんですよね。ただ、画作りの幅としてはワンパターンになりがちです。撮れる絵は迫力があっていいのですが、同じ絵になって、そのうち飽きそう。でも絵はいいんだよな。

 ADVANコーナーは個人的にはイマイチで、600mmでは絵にならない。テレコンとかつければ話は変わるのかも。グランドスタンドからも近く、スピードも遅めなので、流し撮りのはいいのかも。私は流し撮り下手くそなので無理。

 しかし、雨というのがいいのやら悪いのやら。水飛沫上げて走るのも絵にはなるけど、光量としては暗くなるので、ちょい曇りくらいが個人的に好き。アスファルトの黒さが引き締まり、マシンのカラーリングがより引き立つので。

 持ち物としては、やはり雨予報ということで、雨具は必須。26日は風も強かったので、傘だと飛ぶのと、後ろの人のじゃまになる、撮影がしんどいというデメリットづくめ。あとはカメラの雨対策。レインカバーがベストだが、ビニール袋を加工して代用。便利ではないけど、安くて、手軽に作成でき、かさばらない。どこでも手に入るなど、利便性は高い。雨もある程度しのげてよい。踏み台も買ったが、いらなかった。ダンロップコーナーの土手で撮るなら欲しいが、それ以外ならいらんかった。邪魔で仕方なかったので午前中で車にしまった。予備バッテリーは2つはマスト。3つあれば安心。SDカーはトータル300GB弱あったが、全て使い切った。64GB がもう一枚あれば余裕。

 一脚も、あってよかったと思う。構図に制限は多少かかるが、安定感も抜群に増し、腕も疲れにくい。これはまじであってよかった。周りも一脚使いは多く、超望遠域のレンズを使っている人は殆どが使っていた。

 しかし、公式テスト楽しかったですね。SUPER GTのコアなファンか、カメラマンが殆どで、浅い観光客も少ないので、飯やトイレもこまないし、撮影地もそこまで混まない、何より車の渋滞がないし、駐車場に困ることもない。それでいて、かなり長い時間走行を見ることができ、大満足である。今回は、自身の撮影のテストという意味合いで参加したが、今年は富士スピードウェイで行われる大きめのモータスポーツイベントもたくさんあるので、できる限り足を運びたいと思う。