最近写真に熱が入らない。
学生時代は写真部にいいて、写真展に出す写真を撮るという目標があったし、時間もあったから結構熱中していたんだが、今や時間も取りにくく、写真展に出すという目的もなく、目的のないままちょっとネットにアップする程度にしか写真をやっていない。
それなんの意味があんのよ。と思ってしまう。結局HDDにしまうだけ。インスタでいいねを稼ぐわけでもないし、フォトコンテストに出すわけでもない。
もちろん無意味ではない。旅行に行ったときや友達と遊んだときの記録、思い出にはなる。GWも帰省し、家族と旅行に行ったわけだが、そういったときに写真のを撮れば、後から思い出として振り返れるし、撮ってもらった家族も喜ぶものだ。そういうときにはやりがいを感じる。
でも今の自分は、それでいいと思っている。結局写真なんて芸術の1つで、それで食っている人は別として、わざわざ他人と比べて競う必要もない。所詮は趣味なのだから。写真仲間と一緒にでかけて写真撮りながら出歩くのも楽しいし、あとになって写真を見ながら思い出を振り返るのもまた良い。
というか、今はその思い出を振り返るのが楽しいのだ。学生時代、あんなところ行ったな、また行きたいなとか。年寄りみたいなことをしているが、それを振り返られるだけよい。何か自分が生きた証を残したいというわけではないけれど、自分が少しでもなにかに熱中していたものがあったということを後に残せて振り返られるというのはいいものだ。
