多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

Fender playerを調整に出す

 先日買ったFender Player ストラトキャスター。毎日暇つぶし兼ねて触っていたのですが、ある日突然6弦がビビりまくって全く音が鳴らなくなりました。とりあえず弦を新品に変えても治らず、とりあえず6弦の弦高を少し上げ、トラスロッドを順反り方向に回し、音はとりあえず鳴るようになったものの、依然音の鳴りが悪いため、ギターショップに調整に出してきました。

 結構調べるとこういう個人店的なギターカスタムショップは各所にあり、今回行ったところもそういったお店でした。船橋にある店で、車で行ったのですが、まず道が混んで仕方がない。千葉って交通量の割に道が狭く、渋滞が多い印象。船橋とか割りと車社会な割にちょっと都会っぽくて走りにくい麺もあり、何より人が多くて運転がしにくいし渋滞も多い。こういうところは車があっても住みたいとは思はないな。

 それはさておき、10分ほど遅れて入店。今回は基本調整ということで、大きくカスタムはせず、各所の基本的な調整を行ってもらいました。

 弦高調整、ネック調整、トレモロユニットの調整、オクターブチューニング、ピックアップの高さ調整、弦の張替えをしてもらいました。

特に弄ったのは弦高調整。6弦のビビリがあったため、ネックの調整もありましたが、元々の弦高が1.3mm程度しかなかったようで、これでは結構低すぎる模様。今回は、1弦で1.5mmでここから徐々に上がっていき、6弦で2.0mm程度まで上げてもらいました。

そしてオクターブチューニングもしてもらいました。開放弦と12フレットの音程を合わせる調整ですが、サドルが1~3弦、4~6弦でいい感じに前後が順番になっていると思います。

これが購入直後の写真。サドルがほとんど一直線になっているのがわかるかと思います。オクターブチューニングされていればこういう形にはなっていないと思います。

トレモロユニットもベタ付け設定に。調整前がブリッジが浮いていましたが、弦を張っている状態でもブリッジがボディにベタ付けしている状態になりました。アームを使った演奏もそんなにしないので、これでよし。サドルの精度はあまりよろしくないようで、結構ガタがあるようです。いつか精度の良い部品に変えたいですね。

ピックアップも高さを調整してもらいました。ピックアップも調整するんですねぇ。はじめて知りました。磁石なんで、高くしてもらうことで音にパワーが出ましたね。

かっこいい。やっぱ木目の見えるギターっていいですね。

弦も変えてもらいました。ダダリオの09-42。ペグの巻数が少ないのが驚き。6弦とか5弦は2巻くらいしかしていないようですし、ペグから出ている切れ端の長さもかなり短い。こういうところは初心者の私がみても違いがはっきりわかりますし、やっぱりプロは違うなぁと感心します。ギターというニッチな業界で商売して食っていくんですから、流石だと思います。

今回調整をしてもらって感じることは、これを初心者でやるのは無理!ということ。弦高調整とか、ネックの反りをいじれば弦高も変わるし、トレモロユニットもいじれば弦高も変わる。その都度各所いじる必要があるし、それだけのノウハウと技術が必要で、素人がネットで調べてできる範疇ではないと感じました。金を出す価値はあります。これで調整料5000円ですから安い。

そして、いくらFenderといえど、新品箱出しでは調整が結構必要だということ。オクターブチューニングはあってない、弦高低すぎ、ピックアップもいじってましたし、総合的に調整し直していたと思います。こだわる店で買えば調整した上で販売しているのかもしれませんが、まあ大手の楽器店、特にネット通販じゃそこまでしていたら利益が出ないんでしょうし、価格帯考えれば、そこまで精度が出ないのも仕方ないでしょう。しかし、きちんと調整してやればちゃんといい音がなるようになりますし、Fenderなら規格部品となっているため精度の高い部品に変える余地もあるので、やっぱFender買って良かったなと思います。7万で買えるギターなら十分でしょう。