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エアガンのサプレッサーの中身のお手軽な作り方メモ

 エアガンのサプレッサーの中身のお手軽な作り方メモ。

 エアガン用のサプレッサーの中には、中身にスポンジがなく、消音性の無いものがあったりする。特に、リアル志向のレプリカなんかは外観重視で吸音スポンジのないものが案外多い。しかし、ミリオタたるもの。サプレッサーは消音性があってなんぼである。そこで、私なりのお手軽なサプレッサーの中身のスポンジの作り方を紹介する。

 といっても、200円程度で作れてしまうものだ。

 まずはスポンジを用意する。ここで使うのは、メラミンスポンジと呼ばれる、消しゴムのように磨くことで汚れを落とすことができるスポンジである。いわゆる激○ちくんみたいなものだ。ちょっとスポンジの目が細かいので、吸音性に影響があるかもしれないが、このメラミンスポンジは、切ったり削ったりといった加工が容易であり、特に中央部に穴を開ける必要が有ることから、作業性の面からメラミンスポンジを使用する。

 まず、サプレッサーを分解し、蓋を外して筒状にする。そして、この筒状になったサプレッサーの先端をメラミンスポンジにこすりつけ、円形の跡を残す。罫書きだ。そして、その後になぞってカッターで切り出していく。きれいな円形にならなくても、多少大きめに切っておいてサプレッサーに押し込んでやればだいたいピッタリ入る。そして、サプレッサーの長さの分だけ同じものを切り出していく。

 次に、紙やすりを割り箸の先端に、ヤスリの面を表にして巻きつける。サプレッサーの中にはスポンジを詰めておき、蓋をして完成形にしておく。そして、この紙ヤスリを巻き付けた割り箸をキリのようにしてサプレッサーの先端から突っ込み、スポンジを削っていく。そして、サプレッサー後端まで貫通すれば完成である。これだけも作業である。メラミンスポンジは100円程度で買えるし、紙ヤスリも安価だ。きちんと製品になっているもののほうが吸音性はいいかもしれないが、手軽にサプレッサーの中身を埋めるにはちょうどいい。

 実際に吸音性は発揮される。発射時の甲高い空気の破裂音はずいぶんと軽減される。これだけでも、遠くから聞いたときには大きな消音効果があるはずだ。大抵の電動ガン及びガスブローバックエアガンならば動作音がしてしまうため、ある程度の音は出てしまうため、完璧な消音性があっても無音にはならないのだ。電子弁とかエアコキ、固定スライドなら話は別だが…。