多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

カメラについて語る

 D810のセンサーダストがやばかったので、カメラのキタムラでセンサークリーニングをしてもらいました。

 センサークリーニングはいままでメーカーに送りつけることが多かったのですが、カメラのキタムラに依頼するのは初めて。α7Ⅱのときは自分でセンサークリーニングしていたのですが、D810のセンサーってローパスレスだからなのか、無水エタノールの跡がセンサーに残るんですよね。それで諦めてメーカーに送りつけた記憶があるのですが、やっぱり2週間位時間がかかるため、ちょっと寂しい。でもニコンのセンサークリーニングも、どういうわけかファインダーに見えていたゴミも綺麗にしてくれたのは感動しました。

 カメラのキタムラでは、最短当日仕上がるということで依頼しました。店員さんが実写しセンサーダストを確認→預ける→まさかの30分ほどで完了の電話→代金支払って完了。3300円でした。衝撃の速さで、帰る途中に電話がかかってきました。明日以降かと思っていましたが、予想外の速さでした。カメラが手元にないのが不安なので、直ぐにできるのは嬉しいですね。

 最近フルサイズミラーレスが気になっています。特に理由はないのですが、やっぱり軽いのはいいなと思っているのと、どんどんミラーレス向けに新しいレンズが出ている一方、一眼レフはもう進化が終わっているようで、寂しく感じています。

 先日、秋葉原ヨドバシカメラに行って色々と展示機を触ってきました。私がD810へα7Ⅱから乗り換えたとき、フルサイズミラーレスはSONYしかありませんでした。当時は、フルサイズセンサーでミラーレスカメラなんてほとんど注目されておらず、SONYはだいぶα7シリーズは普及してはいたものの、まだやっぱり一眼レフには劣るような位置づけでした。しかし今や一眼レフに劣らない、それどころかミラーがないがゆえの連写速度や、AFポイントの広さ、マウント径の大きさなど、多くの面で一眼レフに勝る面を持ったフルサイズミラーレスが出てきています。

 SONY α7シリーズ。いまや第4世代まで来ました。α7Ⅳが発売されましたが、評判のイマイチよくなかったEVFも随分と良くなり、他社と比べてサイズが小さめのα7シリーズ故どうしてグリップの浅さは予てから言われていた欠点でしたが、α7Ⅳとなってかなり握りやすくなりました。私は身長177cm程度あり、手の大きさもそれ相応くらいの大きさだと思うのですが、そのくらいの手の大きさでも十分握りやすく感じます。さすがに150-600mmがついていると、長さがちょっと足りないように感じますが、やはりSONYの強みはコンパクトさなので、それは良し悪しですね。

 α7シリーズは、スタンダードの無印、高画素のRシリーズ、画素数は1200万画素程度ながら高感度につよいSシリーズの三本立て。α7R3とか中古で値段は落ち着いてきているでしょうから、候補としたいですが、個人的にα7Ⅳがすごくよかったです。まず画素数がちょうどいい。3000万画素という画素数が、従来の2400万画素よりは高解像度になりつつ、データサイズや手ブレやピンボケなどの粗は高画素機ほど目立ちにくく、扱いやすいちょうどいい画素数だと思います。D810の3600万画素も必要十分で、3600万画素クラスがあればいいなと思うのですが、いまや4500万画素超えですからね。さすがに扱いにくい。そこまでの必要性を感じません。そして、α7Ⅳのシャッターフィールもかなりよくなりました。α7Ⅱでは、まだまだシャッターフィールという段階ではまだなく、音やショックはイマイチでしたが、α7Ⅳになってかなり静かになり、かなりレスポンスもよく、ガスガンを撃っているような気持ちよさ。まるでシアーがあるような、そんな気持ちよさです。カメラにおいてシャッターフィールというのは大事です。いまやスマホで十分綺麗な写真が撮れる中で、わざわざこういう一眼カメラを買うということは、その写真を撮るということに特別な価値を見出しているからであり、その写真を撮る時間に感じているのだと思います。そうした体験をより高めるためにはシャッターフィールは直接ユーザーが体感できる要素であり、これが気持ち良いと、写真を撮る体験もまた、より楽しいものになります。

 そして、高速連写機を除き、連写時のEVFのブラックアウトが一番少なかったのがα7Ⅳでした。シャッタスピードにもよるのでしょうが、一眼レフと比べても違和感が少なく、魅力的に感じました。

 また、FEマウントはだいぶレンズが充実してきており、SIGMAがかなり普及させてきています。24-70mm F2.8 DG DN Artも安価で高画質な標準ズームで大人気ですし、150-600mmのレンズも出てきています。600mmまで対応できるというのは強みです。RFマウントやZマウントでは社外レンズは無いですからね。レンズバリエーションが少ないのは寂しいです。

 あとは候補となるのはZ7シリーズでしょうか。同じNIKONですし、EVFの質感がかなりいい。一眼レフとくらべても違和感ないEVFです。また、グリップも深く、これなら重いレンズを付けても違和感が少ないでしょう。ただ、いまだにZマウントで600mmクラスがなく、まだ動体撮影には向かなそうです。まだやっぱりZマウントをメインに据えるには早いように感じます。SONYが随分熟成されてきたので、それに比べるとちょっと劣るように感じます。

 キャノンは知りませんし、買いません。

 Lマウントもよくわからないのですが、パナソニックのS5はいかつくてかっこいいですが、やはりまだSONYには勝てない印象。まあわざわざ買うほどのメリットはないかなと。LマウントアライアンスでSIGMAレンズを使えますが、Eマウントでいいですし。

 SIGMA fpは面白いカメラだとは思いますし、プロダクトデザインとしてかっこいいです。カラーモードが多数あり、撮っていて楽しくさせてくれます。しかし、さすがにAFは遅く、メインカメラにするにはまだ心細い。

 まあとはいえまだD810で満足してますし、150-600mmの支払いも残っているので、今年一年はD810を使い続けようと思います。