多趣味人ブログ

カメラ、車、サバゲーなど、多趣味な管理人によるブログです。

今の大学生活について

 今でも大学生の皆さんはオンライン授業で講義を受けているのでしょうか。私は幸いにして、新型コロナが感染拡大したのが大学4年生のときで、授業もゼミだけだったので、さほど影響を受けず、オンライン授業を受けたことはなかったのですが、しかし、やはり対面で講義を受けるのってありがたい経験だったんだろうなと思います。

 私自身は、朝が苦手で1限をすっとばしたりしたことも多々あり、オンライン授業羨ましいなぁと思っていたのですが、しかしそれって、対面で講義を受けることが普通だと思っている人間の感覚なんでしょうね。

 大教室で教授が淡々と話す様子や、外部の講師を呼んで話を聞いたりだとか、勿論オンライン授業でもできるでしょうけど、周りの学生からのリアクションや反応も感じ取れるし、やはり、ちゃんと教室で講義を受けている方が授業に集中できるんだろうなと思います。

 オンライン授業になりたての頃は、レジュメを配布して、それを読んで課題やらせて終わりみたいな講義も多かったようで、それはさすがに寂しいなと思います。なんのために学費払ってるのかと思う気持ちもわかります。

 あとは、キャンパスに通学することで、季節の移り変わりを感じることができたり、ずっと家にいるよりは、気持ちもシャキッとするので、そういうのって大事だよなと。

 

 就活するにしても大変になるだろうなと思います。今までなら、なんとなくサークルに参加して、そのサークルの活動に参加したり、アルバイトしたり、ちょっとボランティアとかをしていれば、ある程度面接で話すネタができるのでしょうけど、ゼミはオンラインで、サークルも従来の活動もできない、アルバイトも休業あるいはバイト先がないみたいな状況だと、本当に面接で話すネタが無くなってしまいそう。「コロナでなんにもできませんでした。」では、流石に主体性がないという印象になるでしょうし。積極的に動かなければ、後々苦労するんだろうなと思います。

 あとは就職にどれだけ影響が出ているのか。私のときは、第3次産業を中心に、コロナの影響をモロに受ける業界では内定取り消しや採用活動の中止などが大きな問題になりましたが、しかしそれでも企業側もここまでコロナが長引くとは思っていなかったのか、割と学生側にも同情的な対応でしたし、オンラインでの面接となり、お互いに手探りでしたから、多少オンライン面接で慣れていない面があっても仕方がないんじゃないんかと思いますが、流石に2年目、3年目となると企業側にもノウハウができますし、経済への影響が長引けば、内定率にも影響が出るんじゃないかと思います。特に航空業界とか旅行業界とか文系に人気の業種なんかモロにやばい業種ですし、そういった業種に憧れていた人たちにとっては、どうすればいいかわからないというような状況になってしまうんじゃないかと思います。私の友人で、高校生の頃から航空関係の業種を死亡していた人がいるのですが、学生時代はそれなりにコネを作ったり、積極的に動いていたのに、いざ就活となったらコロナで航空関係の業界は大打撃となり、結局別業種に就職し、チャンスがあったら転職するみたいなことになった人もいます。こればかりは仕方がないことですが、学生の行きたい業種が限られてしまうのはあんまりだと思います。

 早いところ新型コロナが滅殺されてくれればいいですが、おそらく今後数年は引っ張るでしょうし、今大学1年生の人が卒業するまではズルズルと行くんじゃないかなと思っています。それなりに楽しい、当たり前の大学生活をギリギリ送ることができた立場から見ても、今の現役学生は本当に可愛そうだと思いますし、楽しかったと思えるような学生生活が取り戻せることを切に願っています。