2020年12月、松島基地に撮影しに行ってきた。
松島基地は、宮城県東松島市に立地する、航空自衛隊の基地であり、主に第4航空団や松島救難隊が所属している。特に第4航空団に関しては、F-2Bによる操縦教育課程を担当するとともに、隷下にはブルーインパルスが所属していることでも知られている。
松島基地は、こうした性質から、他の空自基地と比べて外周での撮影が緩く、また、東日本大震災で被災し、ブルーインパルスが復興の象徴として地元からも愛されている部隊のため、割と世間にオープンな基地な印象がある。
こうした松島基地に、何となく、撮影に行って来た。
朝7時ころ、松島基地に着。すでに滑走路からT-4練習機が離陸していて、空自の朝は早い。
離陸のため、滑走路に向かうためタキシングするF-2B。B型なので、二人乗りです。前線で戦闘向けに活躍しているF-2Aは一人乗りです。F-2といえば、F-16をベースに日米共同開発されたマルチロール戦闘機(といっていいのかな?)であり、対艦番長とよばれるように、空対艦ミサイルを4発搭載できるなど、かなりの搭載量を持っており、また、機体自体もF-16に似ているけど、主翼面積も大きく、素材も炭素繊維複合材による一体成型で、レーダーもフェイズドアレイレーダーになっているなど、その実F-16とは別の機体と言えるものに仕上がっている。また、カラーリングも洋上迷彩になっており、まさにその運用方法にマッチしたカラーリングとなっている。
400㎜程度のレンズしかないためトリミング。離陸直後を真下から撮影。主翼からベイパーが出ています。かっこいい。