多趣味人ブログ

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メカニカルキーボードの良さ

キーボードといっても実は多くの種類があり、メンブレン式と呼ばれるラバーカップを押し込むタイプの最も安価な方式や、パンタグラフ式という薄型でノートパソコンに多数採用されているもの、メカニカルキーボードと呼ばれるもの、そして先日買った静電容量無接点方式。詳しい方式の説明は他のサイトに譲るとするが、今回はメカニカルキーボードの利点を紹介してみる。

カニカルキーボードの利点について、一つ目はキースイッチの豊富さである。

Cherry MXでいえば、赤軸、青軸、茶軸、など、それぞれ重さや打鍵感のことなるキースイッチがラインナップされており、それぞれユーザーのニーズに合わせた選択をすることができる。比較的軽い押し心地の赤軸、カチカチ音の強い青軸、無難な茶軸、浅い押し心地の銀軸など、多種多様なキースイッチがあり、この種類は無限大である。CherryMXが王道であるが、Razer社やロジクールはオリジナルでスイッチを出しているため、それぞれ似たようなコンセプトの押し心地のスイッチであるものの、微妙に押し心地の異なるものとなっている。

 2つ目は、キースイッチの交換が可能(技術があれば)という点である。ガワを外して基盤を取り出し、はんだ付けを外してスイッチを交換すれば修理できる(場合もある)というメリットがある。多くのYoutuberがメカニカルキーボードの修理動画を上げているため確認してみてほしい。

 3つ目はキーボードのバリエーションの豊富さ。王道はCherry MX軸だが、中華メーカーを中心に、いわゆる互換キースイッチが普及し、比較的安価で買うことができる。また、ゲーミングキーボードを謳うキーボードは多くがメカニカルキーボードとなっており、LEDがやたらめったら光ったり、英字配列でスマートなものからフルキーボードまで数多ある。こうした中から気に入ったキーボードを探して選ぶのも楽しいだろう。

 4つ目はキーキャップの互換性である。先述したように、多くのメカニカルキーボードはCherry MX軸と互換性のあるキースイッチを採用している。このキースイッチは、十字型のキーキャップを嵌める溝がキーキャップの裏側にあり、キースイッチにある十字型の突起にこれを嵌める方式になっている。様々なメーカーから色々な種類の交換用キーキャップが発売されており、自分の好みのカラーは字体のキーボードにカスタマイズすることもできる。

5つ目はメーカーの多様性で、FILCO(株)ダイヤテック)やRAZER、LOGICOOLオウルテック、コルセアなどの有名メーカーから、DREVOやe元素といった中華メーカーまで多様なメーカーがこのメカニカルキーボードを作っているため、各社それぞれこだわりのメーカーを選んで買うことができるのも楽しみの一つだ。

この間買った静電容量無接点方式は高くて、耐久性があって、押し心地も最高というキーボード界の最上級ともいうべきキーボードであるとも思うが、作っているメーカーが少なく、東プレ、PFU、NIZなどのメーカーに限られている。メーカーの選択肢は狭いため、いろんなメーカーのキーボードを買ってみて遊びたいという人にはむかないかもしれない。(それでも一つが高いので一生使う道具という意味ではそういう選択もあるだろう。)