多趣味人ブログ

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静電容量無接点方式キーボードを買ったぞ

 静電容量無接点方式のキーボードが気になっている。

 今使っているのは以前紹介したFILCOのマジェスタッチというcherry茶軸のメカニカルキーボードで、半年ほど、卒論執筆用に購入したものを使い続けている。

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 このキーボード自体は悪いものではなく、大きな不満があるわけではないのだが、しいて挙げるならば、茶軸は少し重くて指が疲れるのと、テンキー付きでデスクが狭くなってしまうという点が挙げられる。

 キーの重さについては、茶軸なのでこんなものであるといえばそうとしか言いようがないし、赤軸や銀軸といった比較的軽いキースイッチもあったので文句は言えない。また、この多少の重さが打鍵感につながっているという茶軸の魅力の一つでもあるので仕方がないのだが、しかし指が疲れるというのは事実。押下圧55g。アームレストがあれば変わるのかもしれないが果たしていかに。

 あとはテンキー付きという点。これも卒論のデータ入力用に、テンキーがあった方がよかろうと思いテンキー付を買ったのだが、今になるとテンキーを使う機会もそこまで大きくはないし、デスクも横幅100㎝とそこまで広いわけでもないので、地味にテンキー付のキーボードが嵩張るである。これがテンキーレスだともう少しデスクに余裕が生まれるだろうという寸法だ。

 どちらかというと、指が疲れるというのが大きな問題で、すでに指が痛くなっている。

 赤軸で45g程度の押下圧らしいので、同等程度がいいなぁとおもいつつ、いつかは憧れの静電容量無接点方式を...。ということでメカニカルキーボードではなく静電容量無接点方式なのである。

 静電容量無接点といえは東プレのREALFORCEと、PFUのHHKBという二大巨頭があり、人気は両者で大きく二分しているように感じる。

 REALFORCEのほうはどちらかというと使い慣れたキー配列で、矢印キーも当然あり、テンキー付モデルも存在しているなど、見慣れたデザインのキーボードといった印象。

 カラーも、2000年代初頭からありそうなアイボリーとブラックがあり、個人的にはブラックが好み。

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 REALFORCEのラインナップとしては、Windows用とMac用、ゲーム用の3種類があり、その中でもJIS配列、英字配列、テンキー有無、APC(スイッチ位置の調整機能)の有無、静音か否か、キーの重さ(30g、45g、55g)を選ぶのみである。カラーはブラックかアイボリーの二色。APCはあったらいいけどなくてもいいかなという感じ(僕はケチなので安くしたい)。配列は使い慣れたJIS配列、色はブラック。テンキーはなし。静音じゃないモデルでアマゾンで19500円ほど。そこまで高くはない(キーボードとしては高いぞ)。R2TL-JP4-BKという型番になる。

 静音モデルだと23000円ほどで4000円ほど高い。これに関しては実際に体感してみないと判断がつかない。

  次はHHKB。これも根強い人気を持ったキーボードで、シンプルなキー配列で、独立したカーソルキーもないような独特なキーボードであるが、エンジニアや作家など、長くキーボードを使う人にとって使いやすいキー配列なんだそうな。

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 ラインナップは、HYBRID-S、HYBRID、Classicの三つそれぞれに英字配列と日本語配列があり、カラーは墨という黒いものと、白(アイボリーに近い)の2色。

 HYBRID系はBluetoothによるワイヤレス接続と、USB-Cによる有線接続の二系統による接続ができることからHYBRIDという商品名となっている。そのため、タブレットスマホでも使用できるし、BluetoothのないPCでも有線接続ができるモデルとなっている。サイズもコンパクトなため外出先でも持ち出して使用可能です。

 しかし、配列がやはり独特なため、すこし抵抗感があるのと、いかんせん金額が高く、3万円近いキーボードとなっている。

 REALFORCEでは、標準モデルでは2万円を切ってくるため、そう考えるとお得ではないだろうか。

  あとは知名度が低い製品にはなるが、NIZKEYBOARDというもの。詳しくはわからないのですが、メーカー的に中国のメーカーのようですね。しかしREALFORCEやHHKBほどの知名度はないものの、ひそかに人気を集めている製品のようです。

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  デザイン的にはHHKBのようなコンパクトなモデルです。基本的にはテンキーのないモデルしかないようですが、カーソルキーが独立したモデルはあるため、キー配列の特殊さに悩む心配はあまりなさそうです。また、NIZですと、ソフトウェアでキー配列を変更できたり、35gの製品を選ぶと、中のばねを変更することで押下圧を45gに変更できたり、面白い製品となっています。また、無線接続に対応しているのも強みです。また、打鍵音も比較的静かなようで、中国メーカーらしく、金額は2万円ほどと、比較的安価ながら色々と機能が詰め込まれたモデルとなっています。

 しかし、やはりブランド力は大事。「静電容量無接点方式のキーボードを買った。」と言って、多くの人はREALFORCEかHHKBを想像しますが、ここで「NIZっていうのを買った。」といっても「え?なにそれ?」となる可能性が高く、ブランドのために買うわけではないですが、ブランド力というのはそれまでに積み上げられてきた信用や品質があるからなわけで、今回はそれを信じてNIZの製品は外しました。

 地味に気になったのはサンワの製品。AO機器や周辺機器で知られるサンワですが、実は静電容量無接点方式のキーボードを出しているのです。

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 一応ゲーミングキーボードを謳っているので、LEDバックライトによって光らせたり、疑似的にスイッチ反応位置を変更できたり、意外と機能性があります。デザインはやすっぽいですが、これまでに挙げてきた静電容量無接点方式のキーボードと比べて最も安価であり、Amazonで14980円となっているので、実際安いんです。

 レビュー評価としてはキーキャップに耐久性がないなどの耐久性に関するものが散見されるため、品質に関しても安いなりなのかなという気もしますが、打鍵感としてはやはり静電容量無接点方式らしく、悪くはないようです。

 が、デザインが安っぽく、なんとなく買ったとしても妥協した感が否めません。これもパスです。

 

 で、最終的に何を買ったか。

REALFORCEです。真の力を手に入れました。

といっても一番廉価グレード。

R2TL-JP4-BKという製品で、テンキーレス、押下圧45g等荷重、静粛モデルではない製品という、REALFORCEのなかでは一番シンプルな製品です。色はブラック。レーザー刻印。日本語配列となっています。

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これで十分なのです。サイレントモデルも気になりましたが、打鍵音もまた重要で、むしろこの標準モデルのほうがいいという人もいるようです。

押下圧30gという製品もありますが、こちらは軽すぎです。ミスタッチも増えそうですし。APCは別に要らないし、等荷重でいいです。そうなると、この製品になります。

ヤフーショッピングで19000円でした。PayPayのポイント還元とTポイントで5200円ほど安くなり、14000円程度で購入できました。

まだ届いていないので、届き次第紹介します。